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次世代ゲーム機 あなたはどれを選ぶ?

プレイステーション・オフィシャルサイト

ゲーム機を超えた性能を求めた
プレイステーション3

現在、日本国内でもっともシェアを持つゲーム機「プレイステーション2」の後継機である「プレイステーション3」(20GBモデル:4万9980円/60GBモデル:オープン価格)の発売日は今年の11月11日。プレステ3のCPUはCELLと呼ばれるIBM・東芝・SCEの共同開発による独自マルチコア・アーキテクチャの新プロセッサ。このCPUは単体でも高性能だが、ネットワークで接続したPS3同士で分散処理をすることで、現在のPCやゲーム機の常識を越えた処理能力を発揮するという。3Dグラフィックスに関してはPCのグラフィックスベンダーとして有名なnVidiaとSCEの共同開発のRSXという高性能チップを搭載。これらにより、PS2を大きく凌ぐ3D描画機能を実現し、リアル感の高いゲームが期待できる。また、次世代メディアであるBD(ブルーレイ・ディスク)-ROMドライブを標準搭載し、BD-ROMビデオを再生できるの特徴だ。PS3はCELLプロセッサによる未知のポテンシャルを秘め、次世代メディアであるBD-ROM対応ドライブを標準搭載するなど、ハード性能的には次世代のオーラを放っている。ビデオ出力に関しても1080p(1920×1080プログレッシブ)とXBOX360以上の超高解像度に対応し、デジタルディスプレイ接続端子HDMIを搭載している。この高解像度な1080p出力はBD-ROMビデオの再生でも威力を発揮することだろう。

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次世代ゲーム機戦争の行方を
決めるファクターは何か?

3つのゲーム機を見比べると、PS3は特異なポジションのゲーム機であると感じる。なぜなら、標準で次世代メディア「BD-ROMビデオ」の再生をサポートし、価格がもっとも高価だからだ。XBOX360は同じく次世代メディアの「HD DVDビデオ」を再生できるが、あくまでオプションであり、基本的な機能ではない。しかし、BD-ROMビデオ再生機として考えれば、PS3の価格が割安なのもまた事実だ。かつてプレステが登場した当時、DVDビデオを再生できるのは大きな魅力だった。それはVHSビデオに対して、ディスク1枚に映像を収録するDVDビデオは斬新なメディアだったからだ。しかし、現在のBD-ROMビデオ再生のインパクトは、当時のDVDビデオほどではないように思える。また、このブロードバンド時代には、単純なオンライン対戦以外にネットワークを利用したなんらかの提案が必要だろう。ハード性能自体に力を入れたPS3は、この面でXBOX360やWiiに遅れをとっているように感じる。こう考えてくると、BD-ROMビデオの魅力そのものが次世代ゲーム機の勝敗に大きく影響しそうに思えてくる。単純にゲーム関連で考えると、欧米のPCゲームが移植されることが多いXBOX360はPCゲームプレイヤーには魅力だろう。そして、斬新なコントローラで新しい遊び方が期待できるWiiには期待がふくらむ。また、PS3の高度な3D性能が描き出すリアルなゲーム世界も興味深い。ユーザーは自分がゲーム機に何を求めるかで選択することになるだろう。しかし、人々が重厚長大なゲームに飽き、ゲーム機の主流がPSPNINTENDO DSのような携帯ゲーム機に移ってしまうという未来もありえないとは言えないかも知れない。
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