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ラオスでスローライフ。 海外のんびり旅行はいかが? |
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タイム・イズ・マネー。日本で働き続ける私たちにとって、あまりにも当然過ぎるこの言葉。しかし、今回はこの概念がさっぱり存在しない場所をご紹介しましょう。ラオスの古都・ルアンパバーン――「平穏」という言葉以外、何も無いこの街で、時が過ぎることすら忘れてゆったり過ごす。勝ちスポ的スローライフ海外旅行の提案です。 ところで、ラオスとは一体どんな国なのでしょうか。タイやベトナムなどの近隣諸国と比べ、特にこれといった印象が無いため、日本人にとってはまだまだ馴染みが薄いかもしれません。しかし、比較的知名度が低いからこそ、穴場的な魅力に溢れているのがこの国です。早朝に大挙して托鉢に歩く僧たちの行列や、喧騒とは無縁の街でのんびりと暮らす人々、路上やお寺の境内で日が暮れるまで遊びまわる子どもたち・・・。このゆっくりと流れる時間こそが、ラオスが誇る最大の観光資源なのです。
古都ルアンパバーンは、大河メコンに沿って開かれた、山あいの小さな街です。世界文化遺産に指定されている観光都市なのですが、うるさい物売りや客引きなどはどこにも見当たりません。王宮博物館のあるシーサワンウォン通りをそぞろ歩き、日が暮れるころにはメコン河を眺めながらビール、夜にナイトマーケットを冷やかしたら、更けゆく夜とともに眠る。こんなゆるやかな一日の過ごしかたが、ルアンパバーンには似合っています。穏やかに流れる時間に包まれ、すべてを放り出して徹底的にボーっとしてみる。こんな体験も、やはり海外ならではの醍醐味ではないでしょうか。 |
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