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焦げたターキーも愛嬌か 野性味溢れる味に満足 |
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火を止めても、身が落ち着くまで10分ほどかかると説明書にあるので、そのまま家に持って帰った。
ジャガイモは炭になっていた。炭になったジャガイモが守ってくれた、ターキーの下半分は大丈夫だった。蓋の上の燃やしすぎに注意だ。ちなみにポップアップタイマーはどこかに消えてしまっていた。燃え尽きてしまったのかもしれない。
焦げた皮を取り除き、無事だった腿にかぶりついた。
「うまい!」
いやこれはなかなか。ニワトリよりも身が締まり、あっさりしている。胸肉なんかはニワトリでもパサパサしているが、ニワトリのパサパサよりもずっとパサパサ、脂身が極端に少ない。その代わり、肉自体の旨みはとても強い。肉らしい肉だ。
「外人がターキーと聞くと目の色変わるのわかるわ」
嫁が感心したように言った。日本人にとって肉はいまだに嗜好品なわけだが、向こうの人は肉が主食なのだ。だから脂っぽい肉なんて勘弁なわけで、ターキーのあっさりジューシーな肉は実に彼らの嗜好にぴったり、まさにクリスマスのご馳走なのだ。
部位によるが、腿などはニワトリと同じく脂が載り、とてもうまい。ほとんどの部分はあっさり、マグロの赤身のようなものだから、みんなで食べる時、狙うのは腿だ。腿はいわばトロ。できればソースも必要だろう。甘めの柑橘系ソースがいいだろうと思う。アメリカではブルーベリーソースなんかを使うそうだ。
焦げてさえいなければ、なかなかと押し出しの強い、派手な料理である。焦げることに気をつけ、迅速に火を起こしさえすれば、このクリスマス、あなたは家庭内ヒーローだ。 |
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