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運転手は車だ 未来の車は事故らない?

日産ASV-3 モニター表示の例

車、行っちゃったよ
まだまだ遠い実用化

実際に乗ってみると、ASVまだまだだなというのが正直な感想だ。交差点から出ようとするとカーナビの画面が切り替わり、近づく車が表示される。一定距離まで車が近づくと、警告が出るのだが、大してスピードを出していないにも関わらず、車が通過してから警告が出ることが何度もあった。

電波なのでかなりの誤差範囲があると思うが、通過しちゃったらマズイ。表示を信じて車を出したら事故だろう。

先端技術というのは意外とそれぐらいのもので、商品化に合わせて揉まれていくわけだが、安全な自動車というのも難しいものである。

スバルでは従来は時速40km以上で有効になったオートクルーズコントロールを時速0〜100kmで実現したSiクルーズを開発した。前の車に合わせて、自動的に速度を調整するので、ハンドルさえ握っていれば、アクセル・ブレーキの操作は不要、あぐらかいて街中を走れるわけだ。

これも乗ってみると、勝手にアクセルやブレーキが動いて面白いのだが、搭載しているレーザーレーダーの範囲が狭く、先行する車がすぐに有効範囲から外れてしまう。高速道路のように直線がほとんどで、速度も安定した状態なら何もしなくていいが、街中では運転の補助にはなってもブレーキングやアクセルワークを任せることはできない。

技術の進化はステップを踏んでいく。自動運転に関して、クリアすべきハードルはまだまだ多いが、まずは1歩目を踏み出したところだろう。
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聞き間違いが多すぎる!
しゃべる車は実現するか?

運転者とのインターフェースはどうか。渋谷まで行って、とか、家に帰る、とか自動車に言うとピピッと理解して走って欲しいところだ。

ゼンリンデータコムでは音声認識型インターフェース「SA・TSU・KI」を研究している。CGで作った女性キャラ「サツキ」がドライバーと会話しながら、カーナビやWebを操作してくれる。サツキは人工知能ではなく、語彙データベースを使っているので、気が利いた人のようにパパッと操作してくれるわけではない。携帯電話やパソコンの一般的な操作と同じように順番に声で操作するだけだ。

やってみた。インカムをつけて飲食店サイトをサツキで操作した。今日はどこに行く? と聞かれたので、

「東京駅」

と答えると三重県の地図が開いた。どういうことだ。大きな声は認識できないらしく、誤認識するらしい。ささやくように正確に、えー、とか、あー、とか言っちゃダメなのだそうだ。では改めて。

「東京駅、ファミレス、デートに使う」

画面に表示された検索条件は、「三重県・座敷がある・温泉・外国人が多い」だった。どんなファミレスだ。行きたいね、ぜひ。

機械なのだなと思う。決められたルールの幅が狭いこと、狭いこと。最初の電球のフィラメントは竹、とかそういうことを思い出した。がんばれ、エンジニア。
ゼンリンデータコム「サツキ」