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材料一式は店舗で揃う 自分だけのナイフを作る |
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店内に一角にはカスタムナイフ用の材料が並んでいる。分厚い鋼板や柄が棚にいっぱいだ。鋼は幅20〜40mm×長さ200〜300mm×厚さ2.0〜8.0mmのものが主で(もっと大きなものもある)、多くはATS34と呼ばれる鋼材が使われる。
「ナイフ用の鋼は炭素が多い。さらにタングステンやモリブデンなどを入れて強くしているんです。普通の包丁なんかには高くて使えないものです」
プロが作ったナイフの中には、刃に波紋のような美しい模様が入ったものもあった。ダマスカス鋼というのだそうだ。
「鋼とニッケルを何回も重ねて叩いて薄い板にして、焼きを入れて腐食すると、鉄の部分は腐食してニッケルは腐食しませんから、模様が出るわけです。これは昔ながらの鍛造をやらなくてはならない。ただ最近は最初からできているものもあります。真ん中に鋼が入って、模様用の板で挟んであるんですね」
自分だけの1本を作る楽しみ。ナイフには何かしら心をウキウキさせるものがある。
「時間をかけてじっくり作るのが面白い。木工とかは割合に簡単にできてしまって、置く場所に困ったりしますが、ナイフならそんなことはない。男っぽい手芸とでもいいますか、なかなかそういう趣味はないんですよね」
なかなかに渋い趣味だ。自分にぴったりと合うナイフはなかなかなく、それで自分で作り始める人が多いそうだ。まずは小さなものから挑戦してはいかがだろう。
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