核シェルターで安全な未来を
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「北」の恐怖に怯えるだけ? しかるべき対策を考慮しよう |
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近年、日本では北朝鮮二間して様々な問題が取り上げられている。拉致が大きく取りざたされるようになり、今年に入ってからは核問題まで勃発した。ごく近い場所からの、こうした裏づけのない恐怖というのは、なんとも居心地が悪いものだ。特に、「核」の問題については、リアルに恐怖を感じた人も多いのではないだろうか。核実験が行われたことにより、いつかは実際に使うのではと思う人も多いはず。実際に打ち込まれない場合でも、実験の段階で放射能が大気に紛れ気流に乗って、日本に降り注ぐ可能性は小さくはない。
そんな中、日本では「世界唯一の核被爆国としてその悲惨さを伝えるべきだ」という声もよく聞かれる。しかし、実際はどうだろうか? 核の恐ろしさを理解していれば、それに対する対策が国内でもっと広まっていても良いのではないだろうか。北朝鮮の核実験により、にわかに「核シェルター」という言葉が表面化してきたが、今回は核シェルターはどういうものなのかを考えてみる。
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実は遅れている!? 日本のシェルター事情とは |
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まず「核シェルター」という言葉自体は、ほとんどの人が知っているだろう。特に最近では、テレビや雑誌などでその言葉を目にした人もいるかもしれない。
実際に核シェルターの設置等を手がけている、「織部精機製作所」に話を伺ったところ、それだけ有名な言葉ではあるものの、実は日本にある核シェルターの数はほんのわずかだという。もちろん、核シェルターの規模は5〜6人用のものから、300名収容できるものまで幅があるというが、織部精機製作所の方によれば、「核被爆国である日本が、実はその危険性を感じていない」という。
一方、永世中立国であるスイスは、核シェルターの設置率は人口に対して100%以上なんだそうだ。現在では、核シェルターの設置なくしては、建築許可が下りないとさえいわれるほど。そして、スイスには及ばないものの、アメリカでも核シェルターは多く取り入れられている。そう考えると、日本はこれからの時代に向けて、徐々に遅れを取り始めているのかもしれない。時代を先取る意味でも、まずは知識をつけていく必要がありそうだ。
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シェルター生活は2週間 乗り切ることが重要 |
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ところで、核シェルターと聞くと、分厚い扉に、打ちっぱなしコンクリートの壁、殺風景な内部……というイメージをどうしても持ってしまうが、実際の核シェルターもその様なシンプルなものがほとんどのようだ。しかし、これはスイスが国家として究極の安全を追求して作成した基準で、現在世界で採用されているシェルター基準なのである。平和を当たり前のように享受している私達にとっては殺風景に感じられるかも知れないが、この打ちっぱなしコンクリート壁にも理由がある、ということを知ると納得できる。
さて、実際に核爆弾が投下された、あるいは放射能の降下があった場合に核シェルターに逃げ込むわけだが、この中で生活するのは食料などの問題も含めてせいぜい2週間程度となる。中には、高いお金を払って核シェルターを用意したのに、たったの2週間生き延びてどうするんだ?と考える人もいる。しかし、核爆弾などによる大気の汚染は、2週間たてば1,000分の1に減衰する。つまり、核投下後2週間を乗り切れば、放射能症などの様々な生死に関わる症状を回避し、生命を維持できるということなのだ。逆に言えば、その2週間を乗り切ることができなければ、その先の人生もなくなってしまう訳で、本当の意味で人生の勝ち組と言われるためには、この2週間はなんとしても乗り切りたい。
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