日刊 勝ち組スポーツ・勝ちスポ!

都会にいながら憧れのログハウスに住みたい

昔みたあのドラマ
男の憧れ、ログハウス

かつて、テレビドラマ「北の国から」で田中邦衛さん扮する黒板五郎が北海道の富良野に建てたログハウス。あんな生活がしてみたい。男なら、いつか自分で建てたログハウスに住んでみたい。そんな夢や憧れをお持ちの方は多いのではないだろうか。

でも、仕事もあるし、生活もある。黒板五郎のように全てを投げ出して大自然の中で暮らすなんて、なかなか出来ることではない。木の温もりや暖かい暖炉に憧れてはみても、やはりどこか非現実的な世界だ。建てる時間もないし、どうやって建てたらいいのかも分からない。結局、分譲マンションやハウスメーカーの建売住宅で落ち着くのが現実。

でも、市街地で今の生活を維持しながらログハウスに住むことは、実はそんなに難しいことではないのだ。もちろん、森の中や別荘地に建てることに比べれば制約は増えるが、いくつかのポイントさえクリアすれば、街中でも憧れの手作りログハウスでの暮らしを満喫することができる。

そこで今回は、ログハウス専門の工務店として京都を中心に近畿圏で活動していらっしゃる「アトリエ・山林舎」さんの建築現場にお邪魔して、いろいろとお話をお伺いしてきた。
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リピーターと脱サラビルダー
木の匂いが、男たちを虜にする

滋賀県米原市。閑静な住宅地の中で「アトリエ・山林舎」の野田さんが現在手掛けているのは、平屋タイプの小さなログハウス。すぐお隣に立派なログハウスがもう一件建っていたので、もしや?と思って聞いてみると、やはりそちらも野田さんが手掛けた作品とのこと。現在建てているのは、そちらのオーナーさんの二軒目のログハウス。絵を描かれる方なのでギャラリーとしてお使いになる予定だとか。早い話がリピーターだ。

建築現場に足を踏み入れるとまず、溢れるほどの木の匂いに驚いた。市街で普通に生活していると、こんなにも木の香りに包まれることはない。そこに居るだけで森林浴をしている気分。

「それもログハウスの大きな魅力の一つですね。」
野田さんと一緒に作業をしていた馬込さんが笑って言った。

この馬込さんもログハウスとハンドメイド家具の工房「あとりえ どりー」を経営されている。でも実は、もともと野田さんのお客さんだったそうだ。以前から木工をやっていたという馬込さんは、自宅のログハウスを建てる際に野田さんと知り合い、その魅力にとりつかれ、脱サラしてログビルダーに転向したのだという。男たちをそれほどまでに熱狂させる木の家。やはり、是非とも住んでみたい。
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市街地でログハウスに住むために
知っておくこと、知っておきたいこと

市街地でログハウスに住むことは可能か? もちろん可能だ。
ただ、ログハウスに限らず基本的に木の建物は防火地域に建てることは難しい。でも準防火地域であれば、法で定められた耐火試験をクリアした部材や工法で建てるログハウスに限り、建築することが出来る。

ログハウスを専門に扱っている「アトリエ・山林舎」や「あとりえ どりー」のような工務店、日本ログハウス協会に所属している業者であれば、まず問題はないとのこと。こう書いてしまうと、馴染みのない人は「ログハウスはやはり火事に弱いのでは?」と思ってしまうかもしれない。

ところが実際は、木はある程度の厚みがあればなかなか燃え進まずに表面だけが炭化するという性質があり、構造上は、熱で溶けて曲がってしまう鉄よりも木材の方が火事に強いらしい。

また、ログハウスは地震にも強いといわれている。あの阪神大震災でも倒壊が一棟も無かったそうだ。ただ、良いことばかりでもない。

市街地にログハウスを建てる際に一番問題になるのが景観だ。ハウスメーカーの物件が建ち並ぶ普通の住宅地にログハウスを建てると、否応無く目立ってしまう。個性的を通り越して滑稽と思われてしまわないよう、外観のデザインにも充分な配慮が必要だ。
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