日刊 勝ち組スポーツ・勝ちスポ!

都会にいながら憧れのログハウスに住みたい

京都のログハウスビルダー アトリエ・山林舎

ライフスタイルをじっくり考える
1,500万円からの小家族用プラン

実際の建築期間は建物の大きさにもよるが、約2〜3ヶ月。工期は意外に短い。ただし、打合せや設計、材木の手配等を考えると、完成までにはやはり最低半年くらいの期間は必要になる。

「本当は1年以上かけて、じっくりと考えて欲しい」と、野田さんは言う。

建った物だけでなく「建てる」という過程もログハウスの大きな魅力の一つ。家族構成やライフスタイルに合ったものを建て、末永く愛して欲しい。だから、建築する土地が決まっていない場合には、ログハウスの景観と予算に合った場所を施主とともに年単位で徹底的に探したりもする。手間ではなく、ログハウスを通して家族や人と人とのつながりを大切に考えて欲しい、というのが野田さんの思いなのだ。

工期はいいとしても、やはり気になるのが予算的な問題。建築面積や仕様、そして施工業者によっても値段は変わるので、一概に坪単価がいくらとは言えないが、マンションや建売住宅に比べてログハウスは確かに割高だ。そして、こだわればキリが無く、値段も上がる。あとで「しまった!」ということがないように、信頼できる業者としっかり相談してプランを練り、資金計画を立てることが必要だ。

とはいえ、初めてのログハウス。どんなものを建てればいいのか分らないという方には、予算に合わせた設計プランを元に考えてみるのもいいだろう。図は「アトリエ・山林舎」の1,500万円プラン。小家族で住まうには手頃で適度なプランだから、まずはこれを参考に夢をふくらませて頂きたい。
アカシックレコード

ログに向く人、向かない人
心に余裕を持って暮らす

ログハウスの生活に向くタイプと向かないタイプを野田さんに聞いてみると、
「向かないのは神経質な人。向くのは余裕のある人」という答えが返ってきた。
最近は、ハウスメーカーの物件やマンションを買うのと同じ様な感覚でログハウスを求める人が多くなっているそうだ。

ログの人気が高まるのは嬉しいことだが、同時に困った苦情も増えている。
「木は生き物。剃りもすれば、割れることもあります。もちろん加工を工夫することで被害を最小限に抑えることは出来ますが、完全に防ぐのは不可能です。開き直るわけではなく、ログハウスとはそういうもの。傷一つでも味と思えるくらいの大らかな心を持って頂きたいですね」
ログハウスに住むには、木への理解が必要なのだ。

また、建物の構造上、どうしても収納は少なくなってしまうのがログハウスの宿命。だから、物をあまり持たないシンプルな生活が求められる。それから、メンテナンスの問題もある。外装は4年に一度くらいの頻度で塗装を塗り替えなければならない。当然、普通の人は面倒臭がるだろう。

ログハウスに限らず、建物は手を掛けるほど長持ちするし愛着も湧く。面倒臭がらずに、家族みんなで遊び感覚でメンテナンスするぐらいの気持ちが欲しい。
「ログ生活に向く余裕のある人とは、お金の有る無しではなくて、心に余裕のある人のことです」と、野田さんは笑顔で語った。
ログハウス建築中