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殺さずに追い払う知恵を 過剰な殺傷が個体数減に |
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畑は電気柵を使って守る。数千ボルトの電流が流れる3段の柵で囲ってしまうのだ。クマのプーさんではないが、クマは蜂蜜が大好き。それだけに養蜂家の被害も大きい。クマが巣箱を壊してしまうのだ。これも電気柵で囲うことで被害を予防する。
犬を使ってクマを寄せ付けない方法もある。NPO法人ピッキオでは、日本で初めてベアドック=クマ対策犬の飼育を行っている。ベアドックは<フィンランドとロシアの国境地帯にあるカレリア地方原産の犬>のカレリア犬を使う。元々はヒグマ向けの狩猟犬だが、クマを殺さずに、追いやったりその場で足留めたりするように訓練される。
クマは銃殺による駆除することが多いものの、過剰な駆除は生態系に影響を与える。絶滅してからでは遅いのだ。そこで駆除ではなく排除の方向でクマを調査する。人里に下りてきたクマは捕獲し、山の奥に放す「奥山放獣」も検討されている。この際、スプレー等でクマを怯えさせ、人間への恐怖を植えつける。
狩猟者が参加する大日本猟友会でも、都道府県からの依頼で銃殺する場合が多く、勝手にクマを撃つことはあまりないそうだ。小クマは捕獲し、山に返すという。人間の勝手ではあるが、野生との共存はなかなかに難しい。
【関連リンク】 ・過剰な駆除 ・大日本猟友会 |
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