|
|
意外と小さなツキノワグマ やっぱり大きかったヒグマ |
|
上野動物園にクマを見に行った。上野動物園では06年4月にクマ舎が新オープン、「クマたちの丘」としてクマは檻の中から広い放飼場へ解放され、冬眠中のクマを展示するなど新しい試みにも挑戦している。展示されているのはマレークマ、ツキノワグマ、エゾヒグマだ。
実際に見るとツキノワグマは小さい。体重小さくて真っ黒だ。ごろんごろんと転がるように走り回り、見に来たカップルは「キャーッ、カワイイ!」と窓の前を離れない。たしかに人を食べちゃうようには見えない。大きな犬ぐらいのサイズなのだ。家でも飼えそうだと思っていたら、12月14日、青森県弘前市で飼っていたツキノワグマに襲われ、男性が死亡した。パッと見が可愛くても油断できない。凶暴な肉食獣であることに変わりはないのだ。体長約1.4mだが、体重は80kgから150kgもある。
ヒグマも顔つきや仕草は可愛い。手を使うから、擬人化して見てしまうのだろう。だが、間近で見ると非常に大きい。体長1.8〜2m、体重150〜300kg、人間が敵う相手ではない。ヒグマが分布しているのは北海道より以北だ。本州にヒグマがいたら、大変なことになっていただろう。
街中にいると野生動物なんてカラスぐらいしか目にしない。たまにドライブで山に行き、サルに驚く。だが実際には日本の多くの山々にはまだ動物がたくさんいる。大学の時は車でタヌキを轢いたり、山岳部の連中がクマに遭ったり、裏山ではモモンガの観察会が開かれていた。むやみに野生を排除するのではなく、動物とともに生活できるノウハウを持つことが大人の文明という気がする。 |
|
|