|
|
|
初めてなのに懐かしい「柊家旅館」 |
|
京都駅から、タクシーで15分。「着きましたよ」の声に窓の外を見ると、あまりにも自然に町並みに溶け込み、静かな佇まいの玄関。暖かいオレンジの灯りに、ほっと落ち着く感覚が忘れられません。
「いらっしゃいませ」の笑顔に迎えられ、中へ入ると、なんともノスタルジックで、初めて来たにもかかわらず、「ただいま」が言いたくなる空気がそこにはありました。部屋に入るとまた格別で、季節を感じられる庭を囲むように配置され、これまた「あぁ、懐かしいなぁ」と思ってしまう安心感。
かなり敷居が高いイメージだったのが、訪れてみるとまったく逆。田舎のおばあちゃんの家へ帰って来たような、そんな雰囲気が建物全体に溢れているのです。お茶とお菓子を頂きながら、館内の説明を聞き、夕食の時間まで、お風呂へ入ることに。部屋には槙(マキ)風呂。フロント奥には貸切できる檜風呂があり、時間の予約をするとお風呂係の方が用意してくれます。どちらも木の香が心地よく、芯から温まり、ほっこりしたところで、いよいよ夕食です。
|
|