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裁判を傍聴しよう

誰にでも起こりうる裁判

オウム真理教やライブドアといった日本中を揺るがせた事件の裁判状況が取り上げられるたびに、裁判に対する関心が少しずつ高まってきているように感じる。医療裁判がここ10年で倍増し、とにかくさまざまな裁判が急激な増加傾向にある。数年以内にスタートする裁判員制度など、アメリカをモデルにした司法制度がその傾向を後押ししているともいえなくない。

裁判というと、庶民には関係のないことだとまったく気にしないで生活している人が多いが、そんな風に他人ごとだと思っているといずれ痛い目にあうかもしれない。「電車に乗っていて痴漢呼ばわりされた」「誤って展示商品を破損したが、法外な金額を請求された」「事故で大怪我をさせられた」「離婚したいが妻が別れてくれない」「貸したお金を返してもらない」などなど。いつ誰にでも起こりうる、かなり身近な話なのである。しかも、近いうちに自分自身が裁判員に選ばれ、人を裁く立場になる可能性だってある。もし自分が裁判を起こすことになったら。あるいは訴えられる立場になったら。あらゆる状況を想定して裁判について事前に知識を蓄えておいて損はない。

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傍聴券の入手方法

裁判とはどんなものなのか、裁判初心者の人はまずは地方裁判所に傍聴しに行ってみるといい。裁判に関する書籍は数多く出版されているが、ライブで体感するのとは意味が違う。基本的に、裁判は無料で誰でも自由に傍聴できることになっている。法廷が開かれていれば事前の申し込みは必要ない。どのような裁判が行われているかは、法廷の入口に掲示されている裁判の予定表(開廷表)で確認し、興味をもった裁判を傍聴できる。ただし、家庭裁判所や簡易裁判所等で扱われる非公開の事件は傍聴できないし、オウム真理教やライブドア事件などの傍聴希望者が多い裁判は、決められた時間と場所に出向き抽選や先着順で傍聴券を入手する必要がある。

どうせならニュースで話題になった事件や傍聴希望者の多い事件を傍聴したいという人も多いはず。その場合は、まず裁判所のウェブサイトから各地の裁判所のウェブサイトに行き、見学・傍聴案内の中の「傍聴券交付情報」をチェックしてみよう。殺人事件、証券取引法違反、監禁致傷、精神薬取締法違反などなど興味深いヘビーな事件が見つかるはずだ。

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傍聴にあたっての諸注意

なぜダメなのか首を傾げたくなる項目もあるが、傍聴する前にきちんとルールとマナーを把握しておく必要がある。貴重な時間を割いてわざわざ出向いて、途中で追い出されてしまっては仕方がない。

厳守しなければいけない禁止事項:
・はちまき、ゼッケン、たすき、腕章(裁判所が交付したものを
 除く)の着用
・大きな荷物、危険物、旗、ヘルメット、ビラ等の持込み禁止
・飲食
・許可なきカメラ・録音機器の使用
・発言、拍手、携帯電話などの音を出す
・新聞や本を読むなどの不体裁な行い
・開廷中にみだりに席を離れること

その他、裁判長の命令または職員の指示に従うことと、裁判官が入ってきたとき、証人が宣誓するときの起立が求められる。これらに違反するのと、退廷を命ぜられ又は処罰されることがある。

【参考リンク】
大川豊興業 阿曽山大噴火さんのblog
阿曽山大噴火