日刊 勝ち組スポーツ・勝ちスポ!
鎌倉小町通りを食べ歩き

文豪の愛した食事

作家は何を食べている?

 日本には数多くの名作がある。そしてもちろん、それを生み出す偉大な作家の面々がいる。執筆の合間に、打ち合わせに、プライベートで、彼らが味わった様々な料理。それは文豪の糧となり、作品に反映されたことも数え切れないほどあるのだ。

 日本を代表する作家はどのようなものを食べ、歴史に残る文章を生み出したのだろうか?現存する、文豪を魅了した食の数々をご紹介しよう。

 最初にご紹介するのは、銀座の維新號。山口瞳が最後に外食した場所として知られている。元々この店を贔屓にしていて、叉焼麺と肉まんを注文することが多かったという。吉川英治や谷崎潤一郎、留学中の魯迅も訪れた店だ。肉まんは池袋東武などでテイクアウトすることができ、手軽に文豪の気分を味わえる、かもしれない。フワフワの皮のなかにはジューシーな餡がたっぷり入り、今も尚多くの人に愛されている。
作家が通った店
鎌倉小町通りを食べ歩き

親密だから許される、下着のプレゼント
防音マンションで音楽と共に暮らそう。
新時代の音 タイムドメインスピーカー
海底に7ツ星ホテル!?夢の海底生活
「京野菜」はただのブランド野菜か?-京マーク-
彼女連れの時のとっておき!
ジョギングで、心も身体も「うまい!」
第73回日本ダービー特集
温泉ロマンで心もほかほか
クールに楽しめ! 大人のビリヤード
脳を活性化する「大人の塗り絵」
ドレスシューズ
ハーレーダビッドソンでアメリカン!
贅沢の極み 〜幻のアラ鍋
これぞ!とんかつの名店!
一度はしてみたい“わんにゃんデート”
神楽坂 たつみや

著名人御用達?
神楽坂 たつみや

 井伏鱒二や常盤新平が直木賞の知らせをここで聞いたというのが、神楽坂の鰻屋、たつみや。アラーキーや岡本太郎、ジョンレノン&オノヨーコ夫妻も贔屓にしていたという、著名人御用達の店だ。

 メニューには載っていないのだが、こちらではまず、肝焼きを注文して欲しい。数に限りがあり、食べられないことも多いのだが、もし残っていれば幸運。肝の臭みがまったく感じられない、鰻を食べ歩いている人でも感動の味に出会えるだろう。柳川や白焼きを頼み、日本酒とともにチビチビとやってから、〆にうな重だ。値段の違いは単純に量の違いなので、お腹の具合次第で決めると良い。しばし蓋を取らず、蒸らしてから、いただこう。備長炭で焼かれフックラとした身、継ぎ足され続けたタレが合わされば思わずかっこみたくなる美味さだ。

 場所は、毘沙門天斜め前、肉まんで有名な「五十番」の角を曲がってすぐ。お腹に余裕があれば合わせて楽しんでもいいかも。
ニューヨーカーのデートコースって?
京都 湯豆腐の老舗〜南禅寺・順正〜
大河ロマンの焼酎〜「篤姫」と指宿
ハリウッド映画製作の裏側
自分に御褒美を!
至高の酒・シャンパンを楽しむ
相撲を楽しんだあとは“ちゃんこ”を満喫
日本各地に眠る埋蔵金伝説に触れる
スーパー健康法 バナナ酢
危険いっぱいの魅惑の世界へ 冬山登山 
日曜大工にトリトンワークセンター! プロ並の仕上がりを
手首のオシャレを楽しんでみよう
いざ!UMA発見の旅へ!
生命の起源 「水」 を考える
大人だから「和服あそび」を気軽に楽しむ
シュヴァルの理想宮って知ってますか?

永井荷風が毎日通った
浅草 尾張屋

 あめりか物語、濹東綺譚などの作者として知られる永井荷風。離婚後は生涯一人身だったが、市川の自宅から毎日浅草に通い、ストリップ劇場に入り浸っていたという。その際、雨の日も風の日も毎日通い続けていたというのが、尾張屋だ。荷風の来店時から店に出ていた女将は語る。

 「毎日決まった時間、決まった席で、かしわ南蛮を召し上がっていました。必ず筋を残されるので、途中からは筋のない部分を選んでお出ししてたんですよ。うちの看板メニューは天ぷらそばなんですけど、見向きもしませんでしたねぇ。必ず同じ席にお座りになるんで、一度意地悪してその席に前もって他の客を座らせてしまったことがあるんです(笑)でも、その日の先生は不機嫌で不機嫌で。以来、その席は時間になると空けておくようにしました。元旦のお休み以外、本当に毎日召し上がってましたね。最後にいらっしゃった日にトイレで倒れられて。タクシーを呼んで店の者が乗せたんですが……数日後、新聞で亡くなったことを知りました。」

 荷風の愛したかしわ南蛮だが、女将によれば「天ぷらそばの方が何倍もお勧めなんです。この値段でこれだけのものを出せるのは、海老屋と直接取引きしているから。先生にも一度くらいは食べてもらいたかったですねぇ」だそうだ。 
浅草 尾張屋