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日本で食べる最高のフレンチ ロオジェ

ブルーノ・メナール氏の
新生ロオジエ

 東京、いや、日本を代表するフレンチの名店、ロオジエ。フレンチ好きなら誰もが知っていると言っても過言ではないでしょう。最高の料理に、最高のサービス、よそ行きの空間……いつかは行きたい憧れの店です。何ヶ月も前に予約を取れない状態が何年も続いています。

 2005年7月に前シェフ、ジャック・ボリー氏が引退してから料理のスタイルが多少変わり「まだ食べたことがない」「シェフが変わったらもう行かない」という声を多く聞きます。しかし、ロオジエは今尚、変わらぬ人気を保っているのです。

 現在のシェフは、ブルーノ・メナール氏。元々リッツカールトン大阪のエグゼクティブシェフを勤めていたところ抜擢されました。シェフ交代から1年半、新生ロオジエもすっかり形になり、個性豊かな料理が提供されています。今回は、新生ロオジエのランチをご紹介しましょう。
フレンチの名店ロオジエ
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ロオジエのコース

一歩なかに入れば
そこはもうロオジエの世界

 ハレの日に相応しいお店、それがロオジエ。男性はジャケット着用が義務付けられています(その場で貸りてもOK)せっかくですから、服装もよそ行きでのぞみたいところです。

 今回は真ん中の8000円コースをチョイス。有塩、無塩、それぞれのバターと種類豊富なパンが運ばれます。パプリカと岩塩でバターを区別できる細かい配慮や、塩味のクロワッサンなど手抜きのないパンは既に一流店の風格です。ただし、この後のことを考えて食べ過ぎにはご注意を。シャンパングラス(2000円)で乾杯し、スタートしましょう。

 アミューズにはカリフラワーのムース仕立て。底の方にソースが入り、合わせて口に入れたときの味が計算されています。食感も楽しい。

 前菜は2種類からチョイスします。シャラン産の鴨は、パセリを裏ごしして作られた美しいグリーンのオイルがあしらわれ目にも美しい料理。もう一方は、鯛のカルパッチョです。柚子と山椒の効いたソースが絶妙です。

 絶妙なタイミングで、続いて運ばれたのは、かぼちゃのスープカプチーノ仕立てカフェとカルダモンの香り。熱々で、香り豊かなスープは「カフェ」というだけあって?コーヒー豆もさりげなく振りかけられています。
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最後までシンプルながら充実
モダンな料理の数々

 いよいよメインディッシュです。ヤリイカのモザイク仕立てポワローのリゾット 生雲丹のソースはグリーンの部分がリゾットになっていて、食べ応えのある一品。一方の鹿児島産黒豚は24時間低温で焼かれた料理。りんごソテー、トリュフのニョッキ、ブータンノアール(ソーセージ)が添えられています。

 ロオジエの本当の意味でも「メイン」はここから、そう、充実のデザートタイムです。まずはプレデセール。「デザートの前のお口直し」に、ブラッドオレンジのフロマージュとマンダリンオレンジのソルベ(瓶に入ったもの)に焼き立てのクレームブリュレ、マカロンなどがずらりと並びます。(焼き菓子類は持ち帰ることもできます)

 そして、メインのデセール。以前のロオジエではここでワゴンが登場、好きなだけ食べられ、一種の名物のようになっていました。現在は1種類を選ぶ形式です。この日はダックワーズに栗とバニラアイスのメレンゲ、野薔薇のソースを。ソースの酸味が決め手です。

 さて、以前「ロオジエファン」だった皆さん。ここでガッカリしてはいけません。新生ロオジエではプティフールがワゴンで登場するのです。チョコレート類を中心に様々なスイーツが並び、目移りすること間違いなしです。コーヒー、紅茶、ハーブティーなどとともにいただきます。1つ1つが小振りな分、より様々な種類味わえるようになり、満足度は高いのではないでしょうか?

 以前のロオジエとは違う、しかし充実度の高い料理を提供し続ける、ロオジエ。予約の上、訪れてみてはいかがでしょうか。
ロオジエのコース