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瀋陽市民の声を聞く 脱北者に関する最新レポ |
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「脱北者も、この街に潜伏していますよ。彼らにとって、瀋陽は重要な通過点ですから」 後日、瀋陽市内。筆者に情報を提供してくれたのは、現地の朝鮮族(中国籍コリアン)であるK氏だ。東北地方の特産であるハルピンビールを傾けながら、取材を続行。彼によると、国境を突破した人々が最初にたどり着く中国側の大都市のひとつが、この瀋陽であるらしい。
「朝鮮族といっても、歴史的な経緯や本籍地の関係で、内部は北朝鮮系と韓国系にわかれています。お隣の吉林省の“北”系住民の家には、あちらに住む親戚が夜中にこっそりと国境を越えて、食糧や物資をもらって帰ってゆくこともあります。」 吉林省は、瀋陽のある遼寧省からさらに北方にある地域だ。氷結した国境の河を渡り、脱北や国境貿易を行なう……。テレビでお馴染みの光景だろう。
「ただ……、あの場所は遠いし、ちょっと危険です。気軽に北朝鮮を見たいなら、遼寧省の東の端にある丹東はどうですか?」 もうひとつの中朝国境の街・丹東。瀋陽からこの街へは、快速列車に揺られて5時間ほどで着くらしい。筆者はK氏に礼を言って別れると、さっそく瀋陽北駅のキップ売り場へと向かった。翌日の早朝に列車に乗れば、昼過ぎには丹東に到着できるのだ。 |
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