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将棋は社会の縮図 勝ち残りをシュミレーション |
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日本男児なら誰しも、一度くらいは「将棋」を指したことがあるだろう。縦横9マス、計81マスに区切られた木製の盤の上で繰り広げられる、男と男のドラマ。知略の限りを尽くして闘う、果てしなき攻防戦。ちょっとオタクっぽい……オッサンくさいなんて思うなかれ。将棋はデキる男にこそふさわしい、至高のボードゲームなのだ。
そもそも将棋とは、現実社会の縮図のようなゲームである。 飛車角、金銀、桂馬、香車、歩兵など個性溢れる部下を操り、敵陣に乗り込んで相手の大将(王・玉)を奪いに行く。例えるならば、歩兵は平社員、香車は係長、桂馬は課長、金銀は部長や専務、飛車角は産業スパイといったところか。初心者はもっぱら飛車角に頼ろうとするが、上級者ともなると諸刃の剣の様な彼らよりも、歩兵や香車を見事に使って、戦況を有利な状況に導いていく。逆に、歩兵を侮っていると知らぬ間に自陣に攻め入られ、二階級特進で「と金」に成られた挙句、あっという間に攻め込まれてしまう。ライバル会社の営業マンをたかが平社員だと侮っていると、足元をすくわれるのと同じだ。
また、自分の駒の移動先に相手の駒があるときは、そこに移動することで相手の駒を取って持ち駒にすることが出来る。まさにヘッドハンティング。そして引き抜いた駒は、自在に相手陣地の奥深くに打ち込めるのだ。
頭脳の活性化を図りながら、現代社会で勝ち残る為の戦略をシュミレートできる「将棋」は、勝ち組の男にふさわしいゲームなのである。 |
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