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寒天とトコロテンって同じ?違うもの?

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美しい緑色にウットリ……
プルプルのトコロテンが完成!

 バットの上でよく汁を切り、最後に箸を使ってギュッと絞る。湯気で熱いが、ここでできるだけしっかりと汁を絞りきったほうがいい。かなり絞り取れる。汁の上に浮き上がった泡をへらですくう。汁の表面が透き通った、深みのある緑色になる。素晴らしい色合い。いつまでも眺めていたいほどだ。このまま小一時間おけば常温で固まるので、美しい色合いをゆっくり楽しんでおくのもいいだろう。

 表面が固まってきたので箸でつつくと、プルンと揺れた。いよいよ完成が近づく。こぼさないように気をつけて冷蔵庫へと運ぶ。2時間後、冷蔵庫から取り出したら見事に固まっていた。プリプリして弾力がすごい。少し白濁しているが、手作りトコロテンの完成だ!

 ここでいよいよ「てん付き」の登場。トコロテンの醍醐味といえば、まさしくこの瞬間にあると言っても過言ではないだろう。突き棒の大きさに合わせて切り込みを入れる。ツルリと滑って取り出すのが一苦労だ。キレイにトコロテンを突き出すコツは、あらかじめ突き棒とトコロテンを水に濡らしておくこと。これでスルッと美しいあの麺状に飛び出してくる。

 できたて、突きたてのトコロテンが目の前に! みるからにプリプリとしておいしそうだが、さて味のほうは……?

ラムン・ラマイ

食べてみればうまさに納得!
つきたての味は最高の磯の香り

 今回は青のりとゴマでいただいてみた。これはうまい!! 軟らか過ぎず、硬すぎずの絶妙な舌触り。箸で持っても折れないくせに、口の中ではプリプリと弾けるように砕かれていく。市販のトコロテンもいろいろ食べてきたが、やはりできたてほやほやにはかなわないのでは。これは業者の人だって否定しないはず。食べた者だけに分かる実感である。タレにつけてみたが、磯の香りが失われない。これも手作りならではだろう。工夫次第で香りの強弱も調節できそうだ。

 トコロテンの食べ方は地方によってもさまざまだが、小魚やのり、桜エビや削り節などの“海もの”とは特に相性がいいようだ。しょうゆでも、めんつゆでもおいしい。あまりのおいしさに4〜5人前をつるりと平らげてしまった。もちろん蜜などをかけてスイーツとして楽しむのもアリだろう。その場合、歯ごたえをしっかりさせるために突き棒は使わず、サイコロ大にカットしたほうが食べ応えがあるようだ。

 翌日、酢水につけておいたところてんを突いて食べると、磯の香りが飛んでいてこれもまた別の味わい。イメージとしては市販の味に近いか。今後もこだわりの味に挑戦していきたいと思わせるほど、ハマってしまいそうなトコロテン作り。しかしこのできたての味を知ってしまえば、もう引き返せない……かもしれない!

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