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今年も面倒な 確定申告の季節がやってきた
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今年も確定申告の季節がやってきた。自分でビジネスをしている人には頭の痛い季節だ。給与所得者の場合、自分で確定申告をする必要もないため、興味のない人も多いかも知れない。
しかし、そんな人でも相続税などの給与以外の所得が生じたときには確定申告をする必要がある。さらにそれ以外の場合でも、宝くじ、懸賞など給与以外の所得が生じる可能性もある。このような仕事や労働の対価でもなく、資産の譲渡以外から生じた所得を「一時所得」と呼ぶ。そして、一時所得で50万円以上の所得がある場合は、確定申告をしなければならないのだ。
この一時所得の金額は、「収入金額−その収入を得るための経費−特別控除額(最高50万円)」の数式で計算される。そして、その1/2の金額を所得金額として、他の所得と合計して確定申告をしなければならない。ちなみに所得金額に対する所得税は以下の表のようになる。
所得金額 税率 控除 330万円以下 10% 控除なし 330万円超〜900万円以下 20% 33万円 900万円超〜1,800万円以下 30% 123万円 1,800万円超 37% 249万円
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