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せんべいにそば、クッキーに寿司 富山の薬膳をお取り寄せ |
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デパートやスーパーのみやげものコーナーには、薬膳商品がずらりと並ぶ。創業80年の田中屋商店「草楽せんべい」は、熊笹・ハトムギ・イチョウの葉が入ったおせんべい。薬草の味がして、けっこう効きそうだ。「くすしそば」は滋養強壮の生薬ナルコユリや高麗ニンジンを練りこんだ効きそうなそば。開発に4年もかかったそうだ。
「黒力」は真っ黒な栄養ドリンク。冬虫夏草や黒ナツメ、ナルコユリ、昆布など体に良いとされる黒い食材・生薬を集めてエキスを搾り出した。ここ一番のパワーはさすが薬の富山。 他にも薬膳押し寿司や薬膳ダイエットクッキーなど何でもかんでも薬膳、しかも通販で買えるからうれしい。
学生時代、よく通った街中の商店街はすっかり寂れ、日曜日だというのにシャッターが下りていた。市の中心部に今や映画館が一軒もないという。代わりに郊外は凄まじい変わりようだ。超がつくほど巨大なスーパーや電器店が並び、観光バスは街中を素通りして郊外の鮮魚センターに直行する。格差というかシフトというか、消費の形が変わって、地場の企業は大変だ。
富山では魚が新鮮な状態を“きときと”というが、大学を卒業して15年もたってようやく“きときと”の感じがわかってきた。“きときと”は北陸の地場で上がった魚を表す言葉で、新鮮とはニュアンスが違う。地元固有のものは他とは交換できない。それをどう生かすのか。今年後半からは北京オリンピックの絡みから、漢方に目が集まるだろう。薬売りが作る富山の薬膳に注目である。 |
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