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あの老舗の“あんぱん”が食べたい! 

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日本の餡と、西洋のパン
融合するまでには歴史があった!

 普段、何気なく口にしているアンパン。定番中の定番なのは誰もが認めるところでしょう。ところで、あんぱんがどのように生まれたか知っていますか?日本の餡と、西洋のパンの組み合わせは、今でこそゴールデンコンビですが、よくよく考えればかなり斬新だと思いませんか?

 あんぱんが誕生したのは、明治7年のこと。木村屋總本店で、お米と糀で培養する酒種酵母菌による「酒種あんぱん」を作ったのが始まりです。それは東京中で人気となり、店の前には毎日、あんぱんを買い求めるお客さんによる長蛇の列ができたのだとか。

 翌年、明治天皇の侍従、山岡鉄舟の申し出により、水戸藩下屋敷で行われるお花見の席で、天皇階下にあんぱんが献上されることが決まりました。喜んでもらえるあんぱんを作ろうと、吉野に咲く八重桜の塩漬けを埋め込んだあんぱんを献上し、これが大好評! 引き続き献上することになったのです。このことは“あんぱん”を広めただけでなく、当時日本人に浸透していなかった“パン”そのものの普及にも一役買ったのです。
銀座總本店
銀座總本店

あなたは行ったことがある?
木村屋銀座總本店

 木村屋のあんぱんが、今もなお人々に愛され続けていることは、誰もが知るところ。なかでも銀座總本店はいつでもたくさんの人で賑わっています。

 銀座4丁目交差点の近くに建つ8階建の建物、1階はベーカリーショップです。ガラス越しに覗いたことのある方も多いのではないでしょうか。各種酒種あんぱんはもちろんのこと、菓子パン、食パン、フランスパンなど、約120種類もの焼きたてパンが並びます。

 2階は「カフェ木村屋」。こちらでは“小海老のカツレツサンド木村家風”(1050円)を始めとするサンドウィッチが有名です。酒種あんぱん(桜・小倉)+飲み物(840円)のセットもこちらで。

 3階「グリル木村屋」では、パスタ、グラタン、シチュー、ハンバーグ、カレーといったメインディッシュにパンの食べ放題のついたセットが戴けます。手頃な価格できちんと食事がしたい、そしてパンをお腹いっぱい食べたいという方はこちらへどうぞ。近隣の会社員、OLも愛用するお店です。

 4階「レストラン木村屋」では、本格的なフレンチを。もはや“パン屋に付属した食事どころ”ではありません。銀座という地に相応しいサービスもあり、ゆったりしたひとときを過ごせます。

銀座總本店 http://www.kimuraya-sohonten.co.jp/

正真正銘MADE IN GINZA
銀座生まれのパンがここに

 ビルの7、8階には、何とパン工場が。銀座の一等地で日々パンが焼かれているなんて、ちょっと驚きではないでしょうか? 7階は酒種ぱん工場、8階はヨーロピアンパン工場となっています。酒種ぱんだけで独立したフロアになっているなんて、力の入れようが伺えるではありませんか!

 “木村屋のあんぱん”は都内各所で買うことができますが、やはり直営店、なかでも銀座總本店が圧倒的に混んでいる理由はここにあります。パンはやはり焼きたてが一番おいしい! 当然のことですよね。工場のある銀座の本店なら、よりおいしいあんぱんが買えるということを知っている銀座ユーザーは多いようです。「ここのあんぱんを食べたことはあるけど、特別おいしかった記憶はない」と思っているそこのあなた、どこの店で購入しましたか?本店で買えば印象が変わるかもしれませんよ!
銀座總本店
直営店

実際に食べてみました!

 酒種あんぱんは7種類。そのうち5種類を詰め合わせたセットが人気です。まだ温かい、できたてのあんぱんを実際に食べてみました!

 素材そのものの味わいを存分に感じられる「小倉」。シンプルだからこそ“元祖”の味を堪能できます。「桜」は、八重桜の塩漬けによる香り、塩気はこしあんと合い絶妙。酒種もしっかり感じられる一品です。「けし」は、けしの実の香ばしさ、舌触りが楽しい。細かくなった北海道産青えんどう豆の食感が楽しい「うぐいす」は、甘さ控えめで、男性にもオススメです。白いんげん豆がゴロゴロと入った「白」は、白ごまをトッピング。一度に様々な食感が楽しめます。

 この他にも、栗とバターと洋酒という贅沢な組み合わせの「栗」、クリームチーズとカスタードクリームを合わせた「チーズクリーム」がレギュラーメニュー。季節限定メニューもありますので、お好みの味を探してみてはいかがでしょうか?
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