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戦場のオアシス「ミリメシ」とは何ぞや?

勝ってみよう・味わってみよう 戦闘糧食

フランスとイタリアの糧食

 フランスとイタリアの糧食は、食にうるさい国民性も関係して非常に質の高いものになっています。

 フランスについては、朝食の塩味ビスケットもそのまま食べるだけでなく、ポークパテを塗っておいしく食べられたり、夕食に出るシチューなどの副菜も美味です。それはとても缶詰の味とは思えず、レストランで出ても文句を言えないほどの味だそうです。さらに、デザートとして付いているキャンディーや穀物バーなどもバラエティーに富んでいます。さすがは美食の国フランス。糧食でも味に妥協はありません。

 そしてイタリアの糧食には、イタリア人の生活スタイルが現れているのが特徴です。イタリア人は基本的に朝食を取りません。コーヒーとビスケットくらいで済ますのが一般的です。そのために糧食も、コーヒーとビスケットにチョコレートでカロリー摂取といった簡易なものになっています。

 しかし、昼食と夕食には、イタリア人の大好物パスタが登場します。マカロニより小さなリガトーニにトマトソースを絡め、肉のパテといっしょに頂きます。フルーツも付いたりとデザートまで楽しめる他、イタリア糧食には必ず食後のコーヒーが付いてきます。

 フランス・イタリアの2つは是非とも試してみたいですね!
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最後の晩餐を
試食してみませんか?

 さて、ここまで紹介した戦闘糧食。

 話のネタに食べてみたい! と思った方は多いかもしれませんが、国から支給される非売品なので近所のスーパーで買うというわけにはいきません。ミリタリーグッズのような専門店を尋ねたりする必要があります。

 特に自衛隊の糧食は、官品のため一般への流通が禁じられているのですが、年に何度か行われている基地フェスタなどで食べることができます。名物の軍隊カレーや戦車体験などのイベントもやっているので、興味がある方は足を運んでみるのもいいでしょう。その他、外国の糧食については個人輸入やネットオークションで手に入れるのが一般的なようです。

「明日地球が終わるとしたら、あなたは死ぬ前に何を食べたいか?」

 いつ銃弾が当たって殺されるとも分からない兵士にとって、糧食とはまさに「最後の晩餐」そのもの。それだけに、その国のリアルな食文化や国民性が反映されやすいのです。

 そう考えると、糧食って何だか感慨深いですね。


写真提供:Die Kampfzuteilung−戦闘糧食−
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