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オシッコまでバラの香りに! 新たな香り文化が誕生か? |
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まずタオルを出した。どうよ? 「臭い! 汗臭い! 何よ、これ」
タオルは汗の匂いか。トレーナーに嗅がせなくて本当に良かった。では脇の下はどうだ? 「どこ? ここ? 全然。……あ、ちょっと待って。これよ、首筋。うわ、凄いね、芳香剤の匂いがするよ?」
そう? そうなの? 匂う? いい匂いがする? 「いい匂いかどうかは人によると思うけど、意外とやわらかい匂いがする。へえ、やっぱり肩から上が匂うんだ」
香るガムは本当だった。香水やオーディコロンよりもずっと香りはやわらかいらしい。値段も安いし、満員電車に乗る前とか会議の時とか良さそうだ。ゲラニオール以外にもバニラの香りの「バニリン」など汗腺から分泌する香気成分はいくつか見つかっている。香水やお香とは違う、新たな香りの文化が始まるかもしれない。
翌日、トイレで驚いた。オシッコがバラの香りなのだ。考えてみれば、オシッコは血液が漉されたもの、ゲラニオールは残留するだろう。私のオナラはバラの香り、なんて冗談があるが、「オトコ香る。」はそれを本当にしてしまうのである。
取材協力: カネボウフーズ株式会社 |
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