|
|
あなたは“どもり”について 考えたことはありますか? |
|
突然だが、私の親はいわゆる「どもり」というやつだ。「あ、あ、あした……」などと、話したい言葉がスッと出てこない、アレである。私自身にそういった悩みはないので、比較的最近まで、実は気にも留めていなかった。
最近になって、親が一生懸命「どもり」を隠そうとしていたことを知った。元来おしゃべりなのに必要最低限しか喋らず、苦手な音が冒頭についた言葉は極力口にしない。……なぜ、親戚の話になると、親はいつも同じ人の名前を“忘れる”のか、やっと分かった。
家族にすら隠したくなってしまう「どもり」って何だろう。正直な気持ちを打ち明ければ、私は親のどもりを気にしたことは一度もなく、なのに過度に気にしていた親を、滑稽にすら感じるのだ。しかし、自分が同じ悩みを抱えていたら……きっと同じことをしただろうとも思う。
どもりに悩む人たちにとって、我々はつい楽観視してしまう。それは、弱点というよりはちょっとした個性だと思うのだ。
どもりには、繊細で物事に敏感な人がなりやすいそうだ。また、ストレスがどもりとして出ることもある。では、心の持ち方一つで喋り方も変わるのだろうか? |
|
|