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「まがいも物の出現もこわくない」 オリジナルにゼッタイの自信 |
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「お値段が…」と尋ねてみると、戸村社長は、
「そうなんです。それが今一番の課題なんですが、実のところ、現在の状況では、安くしたくてもできない事情があります。 天然つくしの手摘み採取もさることながら、製法も非常に手間がかかっており、値段に影響しております。研究開発期間が長かったのですが、実はそのうちの7年間は失敗の連続でした。それくらい製法が複雑になっておりまして…」
と苦笑した上で、きっぱりと言い切った。
「ただ、今後類似品がもっと安く出回ることがあっても、全然こわくありません。なぜなら、弊社の“つくし飴”に自信があるからです」
最後に、そんなにもスゴイ「つくし飴」を、舐めてみると…。
あたり前だが、甘い。そして徐々に、ハッカのようにスーとした清涼感が口中に広がってきて、しばらくするとニッキのようなピリピリ感が混じってくる。そろそろ苦くなるはず、と期待して転がしてみたが…。 「あれ?」苦味を感じる間もなく、あっという間になくなってしまった。 う〜む、確かに一粒100円とは、高い飴だなぁ。と思ったが、よくよく考えてみれば、それは筆者が花粉症にまだ悩まされてはいなからだ。
つくし飴は、“飴”のための飴ではない。「花粉症の症状を緩和させる」ために舐めるモノなのだ。 花粉症の鼻炎薬だって、一回分の値段が100円以上することもある。“つくし飴”は、薬のように副作用の心配がなく、妊婦さんでも子どもでも安心して手にすることができるのだ。 なんて思っていたら、ジワジワと喉の奥からこみ上げてくるものがあった。ふと、“田園の春のすがすがしさ”だ、と思った。
鼻と喉だけでなく、気分までスッキリ。ふつうのハッカ飴なら、やや強引にスーッとした後に、往々にしてベッタリした甘さが残るが、これは違う。柔らかい刺激が、ジワジワとやさしく、口中から神経へと拡がってゆくのだ。なるほど、これが“つくしパワー”に違いない。 一粒100円は、決して高くはない。
取材協力&写真提供 「株式会社 桜」 |
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