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果実を日本酒に漬け込む? 新しい日本酒の味 |
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初めてフランスに行った時、ハマったのがシードルだ。向こうのクレープは甘いのだけじゃなくてしょっぱいのもあって、お昼とか朝ごはんに食べる。
日本にもぼちぼち専門店が出来ているけれど、そば粉のガレットだ。これを食べる時はシードルだというので頼むと、茶わんに入って出てきた。アルコール入りのりんごの炭酸ジュースといった印象だが、味はとてもシャープ。シャンパン方式のコルクを抜くと、新鮮なりんごの香りがする。
りんごから酒を造る発想は日本の酒文化にはなかったが(りんごの栽培が日本で始まったのは1875年、明治になってからのことだ)、酒屋の棚に亀田屋酒造店「信州夢想・りんご酒」を見つけた。他に梅酒としそ酒とブルーベリー酒がある。 長野県の特産品でお酒を作ろうということらしい。シードルはりんご自体を発酵させるが、信州夢想はなんと日本酒にりんごを漬け込んで作るのだそうだ。だから味は日本酒。ところが日本酒にりんごの香りと甘み、酸味が加わるとまるで別物に変わる。日本酒が苦手な人でもするりと飲めるさわやかさだ。
日本酒をベースに果実を加えたリキュールは、ここ数年、数を増やしている。焼酎ではなく日本酒で梅を漬けた純米梅酒が各社から発売されているし、ゆずを使った梅乃宿酒造の「ゆず酒」、桃を日本酒に絞り込んだ「ももちま」、一宮酒造はバラを日本酒に漬け込んだバラの香りの赤い日本酒「イヴレス・ロゼ」を販売している。
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