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究極のビールは甘く苦い バーレイワインをご存知ですか? |
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バーレイワインをご存知だろうか。ワインという名前だが、実はワイン。ビールを熟成させた、いわばビールの古酒というべきもので、イギリスで作られていた。これを最近、日本の地ビールメーカーが作るようになった。
一般的なビールからすれば非常識とも言える製品である。普通のラガービールよりも麦芽を大量に使うエールビール(茶色の濃い色のビールで、地ビールに多い)の実に2.5倍の麦芽、6倍のホップを使う上に、その濃い原液を3ヶ月〜1年以上、中には数年も寝かせるものもある。 2〜3週間の熟成期間で出荷されるエールビール、寝かされることがないラガービールとは大きく違う。そうして出来上がったバーレイワインは濃厚な黒に近い飴色の液体であり、苦い上にとても甘い。糖度6というから、フルーツトマト並みだ。
バーレイワインは製造にコストと時間と手間がかかるため、出荷が始まったのはこの数年だが、エールビールのよなよなエールで有名なヤッホー・ブルーイングはバーレイワイン「英国古酒」を製造、世界的なビールコンクールであるインターナショナル・ビア・コンペティションで2002年度版が金賞、2002年度版が銀賞を受賞している。その味は<誰も体験したことのない【感動】を与えて>くれるという。
その性質上、バーレイワインの価格は高い。英国古酒は750ml3,150円。ビール醸造の免許基準が厳しかった93年にアメリカで起業、法改正のきっかけを作った地ビールの元祖「サンクトガーレン」の「エル ディアブロ」は300ml1,050円。しかも少量しか作れず、どのブルワリーでも限定生産となる。甘いビールは運が良くないと飲めないのだ。
酒は辛口、なんて通ぶっていたが、考えが変わった。甘い酒はいい。とてもいい。梅酒も含め、いわゆるリキュール、カクテルの材料ぐらいにしか思っていなかったが、(来るな)そう思ったものだ。
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