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電磁波は安全か? 電磁波吸収サボテンを実験

高圧線の下は電磁波が直撃 もっと危険な通勤電車

高圧線の下は電磁波が直撃
もっと危険な通勤電車

 高圧線はどうか。環境庁の資料によると、鉄塔下から半径200m以内の家の子供は600m以上の家の子供よりも、白血病になりやすいリスクが23%増す。
 高圧線から強い電磁波が発生していたら、その近くの人々は電磁波にさらされ、何らかの健康被害を受けるかもしれない。

 田んぼの上を延々と高圧線が横切っている場所を見つけた。さっそく電磁波を測ってみる。高圧線の直下は5mGを超えた。鉄塔のすぐそばでは8mGもある。
 さすがに電線の真下に家は建っていないが、すぐ脇には民家が立ち並んでいる。大丈夫なのか?

 塀の手前で測ると2mG以下、内側ではほぼ0mG。高圧線が電磁波を撒き散らすのは事実で、その下に家を建てるのはたしかに危険。しかし少し離れただけで、あっという間に測定値は小さくなる。それほどナーバスになる必要はないかもしれない。

 高圧線よりも電車の方が強烈だった。線路脇の家は軽く4mGを超える。電車の通過は関係なく、常時この値のようだ。さらに車両の中は場所によって40mGを超える高濃度(?)である。
 ざっと見たところ、車両中央部が低く、車両同士の接合部分が高いようだ。通勤の時は真ん中に立たないと電磁的に相当なストレスになりそうだ。試しに窓越しに運転席を測ると17mGもある。大丈夫なのか。“さらされて”いるぞ。
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電磁波をいかに防ぐか?
サボテンも備長炭も役立たずと判明

 電磁波の状況がわかったところで、ではいかにして防ぐのか?である。サボテンで防ぐのか。取り寄せてみた。正式名セレウスペルヴィアナス、通称セレウスサボテン。加熱中の電子レンジから出る磁場を果たしてこのサボテン、何とかするかどうか実験だ。

 レンジを加熱、磁気が10.5mGの位置に測定器を置く。周りをサボテンで囲む。磁場は変わるか?
 ……変化なし。予想通りというか、磁場だもの。サボテン関係ないもの。続いて備長炭。やっぱり変化なし。当たり前だのクラッカーである。電磁波を吸収なんて、表現からしておかしいのだ。誰だ、そんなこと言い出したヤツ。

 問題はここからだ。まずは発泡スチロール。電子レンジと測定器の間に置いてみた。まったく変化なし。
 次に水。2リットル入りの水差しを置いてみる。微動だにしない。これはどうだ? パソコンのカバーを外して置いた。鉄板である。これは……変化なし。わずか1mG減少、8〜9mGで数値が動くものの、とても磁気を遮断している状態とはいえない。

 プラスチックのまな板を置いてみた。変化なし。木は? 木の板で電子レンジを隠す。まるで変化なし。アルミホイルで電子レンジを包んでみた。電磁過敏症の人の体験談に<雨戸の外側にアルミ箔を貼って>みると<相当楽に>なったという記述があったのだ。レンジの前面をアルミホイルで完全に覆ってみた。どうだ? ……変化なし。

 プロはどうしているのだろう? 電磁波をシールドする布などが販売されており、メッシュ状の繊維に銀や銅を蒸着させたものがよく使われているようだ。銀とはドラキュラ退治のような物々しさだが、金属は電波をはじき返す。中でもよく反射させるのが銀なのだそうだ。

 電磁波は姿が見えない。それだけに過剰な反応をとる人もいるし、電磁過敏症も実在する。しかし神経質になるほどではないし、サボテンは役に立たない、これは明らかなのだ。
電磁波をいかに防ぐか?サボテンも備長炭も役立たずと判明