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日本の伝統〜山車

山車の定義とは?

 お祭りと言えば、山車を思い浮かべる人は多いと思います。豪華な装飾の山車が町中を練り歩く姿は、思わず見とれてしまいますよね。でも「山車って何?」と聞かれて的確に説明できる人は少ないのではないでしょうか?

 山車とは、お祭りのときに曳き出される車のこと。そこまでは常識ですよね。山車の多くは、曳山(ひきやま)を意味し、車の付いた曳山が一般的。他にも、人が担いで移動する舁山(かいやま)などがあります。
 その名の通り置いて飾っておく置山(おきやま)も現存しますが、その数はあまり多くありません。元々は神田祭りなど、都内でもよく使われたそうですが、交通事情などがあり、あまり見られなくなりました。

 山車は上記の通り、曳山(曳き山)、舁山と呼ばれるほか、担ぎ山、山鉾、鉾、山笠、祭車、屋台、地車など、地方により様々な呼ばれ方で親しまれています。あなたの地方では何と呼ばれていますか?
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山車の代表格?青森ねぶた祭

山車の代表格?青森ねぶた祭

 知らない人はいない、と言っても過言ではないでしょう。毎年8月に行われ、全国、いや、世界各地から!350万人を超える観光客が詰め掛ける大規模なお祭り「青森ねぶた祭り」。

 人形や扇型の迫力ある灯籠「ねぶた」に、勇壮な太鼓や笛が奏でるねぶたばやし、「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声が一体となり、活気に溢れるその様子は毎年、テレビのニュースなどを通じて見聞きしていますよね。

 ねぶたでは山車のことを“台”と呼びます。台の前方で踊る人々は“跳人”(はねと)。観光客でも衣装をレンタルして気軽に参加できるところも、大きな魅力です。そして、私たちがねぶた祭りと聞いてまず思い浮かべるのは“人形ねぶた”ですよね。大きな人形の灯籠は見応えがあります。太鼓や笛で奏でる“囃子”(はやし)も加わり気分を盛りたてます。

 さらに、フィナーレには海上に浮かぶ人形ねぶたのバックに花火が打ち上げられるという演出つきですから、最終日には是非参加したいところです。
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青森は祭りの宝庫?

 ねぶた祭りと言えば青森市が浮かびますが、実は同時期に、青森県内の各地で行われているのです。

 青森ねぶた祭りと同じ昭和55年、重要無形民族文化財の指定を受けたことで知られるのが、「弘前ねぷた」。大勢の市民による「ヤーヤドー」の掛け声とともに、武者人形や武者絵が描かれた山車を引き市内を練り歩きます。

 青森ねぶたと同様の人形ねぶた(組ねぷたと呼ばれている)も運行されますが、弘前で有名なのは、“扇ねぷた”。当日は、合わせて70台近くものねぷたが運行されます。青森市の迫力あるねぶたは目を見張るものがありますが、扇型の弘前ねぷたが放つ優雅さもなかなかのものです。

 約280年の歴史を誇るのは「八戸三社大祭」。“日本一の山車まつり”とも言われ、平成16年、重要無形民族文化財の指定を受けました。民話や歌舞伎などを題材とした豪華な山車が、街を練り歩きます。


青森は祭りの宝庫?