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畳再発見 |
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日本に暮らす人のほとんどが、畳の部屋で暮らした経験を持つでしょう。生まれたときから洋館で暮らしているという人でも、お寺に参詣したときや、伝統的な日本旅館に泊まったときなどに、畳を触れているに違いありません。
それほど身近な畳。しかし、私たちは畳についてどれほど知っているでしょうか?
畳が登場したのは、平安時代から奈良時代の頃。天皇や位の高い貴族の座る場所に敷かれる、いわば座蒲団のような形式の畳が考え出されました。畳んで仕舞うことができるから、「たたみ」という名称になったんですね。
畳の芯は、もともとは藁だけで作られていましたが、現在は、スポンジなども使われています。表面は、いぐさ。スポンジや藁、いぐさがたくさんの空気を含有するために、夏は涼しく冬は暖かいんです。また、湿気を吸着し、また排出しますから、湿度の高い日本にはぴったりの床材と言えるでしょう。
一日の間、畳はさまざまな姿で活躍します。昼間は家族団らんの場として、夜は布団を敷いて寝室に。どんなシーンにもフィットするのが、畳なんです。
また、畳の特長として忘れられてはないのは、新調された畳のすがすがしい香りと、肌にあたるさわやかな触感でしょう。
古来、日本人は、藁や萱で屋根を葺き、いぐさで床を覆って暮らしてきました。日本人は、自然とともに生活を営んできたと言えるかもしれません。
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