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雑穀で健康ボディ

雑穀ソムリエまで登場
世の中は雑穀だ!

 雑穀ソムリエという資格があって人気らしい。日本雑穀協会が認定する資格制度で、雑穀のスペシャリストを育成しようというもの。
 女優の奈美悦子は雑穀ソムリエだそうで、ベストアメニティ(株)から奈美悦子ブランドの雑穀「健康美人」が発売されていた。玄米とはだか麦やもち黒米、アマランサスなど16種類の雑穀がブレンドされていて、普通のお米に混ぜて炊く。
 雑穀アドバイザーの資格を取った大桃美代子ブレンドの「発芽十二雑穀」というのもある。イナダからハマチ、ブリへと成長するように、雑穀ソムリエは雑穀アドバイザー→雑穀エキスパート→雑穀クリエイターとステップアップしていくのだそうだ。

 そもそも雑穀とは何か?
 日本雑穀協会によると<主食以外に利用されている穀物の総称>。つまり大豆もくるみもアーモンドもひえもあわも全部雑穀。
 基本的に日本人の主食といえば白米と小麦粉、そば粉ぐらいだから、広義な意味では玄米なんかも雑穀に入るようだ(このあたり微妙で、玄米と一緒に他の穀物が入っている製品は雑穀米という場合が多いようだ。しかし玄米が入らずに黒米だけ入っていると、同じ米でも雑穀12種とかそういう表記になっている。黒米は主食の場所がないためか?)。

 定義は別として、雑穀のイメージはひえや粟、豆類、全体に鳥のえさのような穀物だろう。古来、日本人はこうした雑穀を常食し、銀シャリ=白米を食べるようになったのは江戸時代中期以降の都市部においてであり、明治〜昭和初期まで農村部では現金収入を得るために白米は売却、作り手は食べることのない貴重品だった。
 雑穀から白米へ主食が移ったのは当たり前の話で、鳥のえさになるほどに雑穀は固い。おいしくもない。おいしくもないものをなぜわざわざ食べるのかといえば、雑穀の栄養価が非常に高いことがわかってきたからだ。

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メタボリックも撃退する雑穀のすごい中身

メタボリックも撃退する
雑穀のすごい中身

 この高カロリー摂取の時代、メタボリックな腹を揺らしてこれ以上の栄養もないものだと思ったが、雑穀の栄養は油脂やたんぱく質のように太る栄養ではないらしい。

 食品成分表によると精白米100グラムあたりのカロリーは356kcal、ナトリウム1mg、カリウム88mg、カルシウム5mg、マグネシウム23mg、鉄0.8mg、亜鉛1.4mg、ビタミンは軒並み0mg、食物繊維0.5gである。
 あわ100グラムあたりのカロリーは364kcal、ナトリウム1mg、カリウム280mg、カルシウム14mg、マグネシウム110mg、鉄4.8mg、亜鉛2.4mg、ビタミンはほぼ0mg、食物繊維3.4g。カロリーは変わらず、ミネラルを中心に総じて含有量が高い。

 雑穀製品によく入っているアマランサスは中南米の穀物で、栄養価が高いことで知られている。カロリーは358kcal、ナトリウム1mg、カリウム600mg、カルシウム160mg、マグネシウム270mg、鉄9.4mg、亜鉛2.4mg、ビタミンはほぼ0mg、食物繊維7.4g。白米の栄養価を大きく上回っている。

 雑穀は総じてミネラル分を多く含み、繊維質は豊富でカロリーも白米並みにある。サプリメント感覚で毎日のご飯に添加すれば、意識せずにバランスよく栄養が摂れるというわけだ。
 小麦アレルギーの人にもアレルギー反応が起こらないことから、お勧めである。実はうちもこの半年はずっと雑穀米で、今見たら、ベストアメニティの雑穀米だった。大きいメーカーなんだね、ベストアメニティ。

 中に入っているのは胚芽押麦・もちきび・玄そば・ハト麦・もちあわ・玄米胚芽・大豆・洗い黒ごま。米1合に対して小さじ1杯程度を加える。さらにここに青玄米を加えることもある。初めて気づいたが、青玄米もベストアメニティ製でビックリした。

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青い玄米の香ばしさ
おいしいぞ、青玄米

 青玄米は発芽玄米の一種で、発芽したての若い玄米である。名前の通り、青い。本来は葉の陰なんかで青く発芽するものだそうだが、条件をそろえて人が撒いて発芽させている。

 青玄米は発芽させる際ににがりに漬ける。こうすることでマグネシウムが吸収され、さらにギャバやアラニンが増えるのだそうだ。
 最近チョコレートにも入っているギャバは神経伝達物質の一種で、血圧の上昇を抑えたり、脳神経をリラックスさせ、イライラを鎮める効果があるそうだ。アラニンはアミノ酸でうまみ成分の一種。これが加わると味がずっと増す。ナトリウム3.6mg、マグネシウム174mg、食物繊維4.2gと総じて栄養価も高い。

 白米2に対して青玄米1の割合で混ぜて炊く。玄米は炊き方が難しいものだが、発芽玄米の場合、固い殻が破れているので米と同じように普通に炊くことができる。
 青玄米はとてもおいしい。玄米は口の中でモソモソするし、旨みはあるものの白米より一段下という感じで、あまり好きではない。しかし青玄米はおいしい。アラニンのせいなのかわからないが、すごく香ばしいのだ。
 白米に独特の香ばしさがオンされ、さらにおいしさが増す感じである。ハンバーグとかとんかつとか脂っぽいおかずとよく合う。カレーをかけるとさっぱりしてこれまたおいしい。

 いくら健康に良くてもおいしくなければと思うし、そういう意味で白米のおいしさに味が乗る青玄米は味もよければ体にも良いというのでお気に入りなのだ。

青い玄米の香ばしさ おいしいぞ、青玄米