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黒いヤツがやってきた ひそかにブームの黒五な食品 |
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波里の「黒五健康きな粉」は黒胡麻・黒豆・黒米・黒松の実・黒かりんの黒尽くしの粉末をきな粉に混ぜたもの。 黒五は流行っているらしく、ビスケットのマクビティにもマクビティ黒五があった(食べてみたが、パスパスしてあまり好きじゃない。ビスケットなのに黒いし)。ポッキーにもポッキー黒五があるし、カルビーのポテトチップスにまでギザギザポテト黒五しお、なんてものまであるのだ。 黒五健康きな粉をお餅につけて食べてみた。なかなか香ばしくていい。雑穀は香ばしさがポイントだ。
そもそも黒五って何なのだ? そのベースとなるのが中国の陰陽五行説である。 その世界観では世界を構成するエレメントは木、火、土、金、水の5つであり、それぞれ青、赤、黄、白、黒が対応する。そこから五味五色といい、料理は5つの味(酸、苦、甘、辛、鹹)と5つの色の食材を使うと調和がとれるとされた。
中でも黒は玄武=亀で象徴されるように長寿を表す。そのため中国では黒い食べ物を仙人が食べるものとし、珍重してきたのだ。 そんな体にいい黒い食べ物を五行に合わせて5つ集めたのが黒五である。現在の栄養学の観点でも黒い食材には普段の食事では獲れにくいビタミンやミネラルが含まれてることがわかった。黒五は中国発の健康食品群であり、日本はそのブームに乗った形になるわけだ。
雑穀をメニューに取り入れる飲食店も多く、カフェめしは雑穀が当たり前。女性はもちろん、食物繊維が豊富に含まれることから、メタボリックシンドロームを心配する野菜嫌いの中年男性にもダイエットに使えると人気だそうだ。 食物繊維は血糖を下げるため、糖尿病の治療にもいいらしい。健康ブーム・ダイエットブームに乗った雑穀だが、本格的なブームは健康にうるさい団塊世代の大量退職が始まるこれからかもしれない。 |
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