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これぞ道楽!ボートで遊ぶ

高級ボートに集まる好奇心
世界一は220億円

 最近、高級ボートがよく売れているらしい。パシフィコ横浜で3月に開かれたジャパンインターナショナルボートショー2007in横浜は4日間で4万6,125人を集めた。

 中でも注目を集めたのがヤマハのブース。日本のマリンスポーツ最大手のヤマハが今夏に発売を予定している「NEW30」には人だかりができたそうだ。

 NEW30の特徴は、徹底した高級志向にある。大胆に広いキャビン、総革張りのソファ、キッチンの天板は大理石、広いパウダールーム、まさに洋上のスウィートルームだ。

 全長30フィート(約9m)はボートの平均サイズ20フィート(約6m)よりはるかに大きく、価格も2000万円後半になるとみられている。

 標準的な20フィートクラスの場合、装備によっても価格は変わるが、ヤマハの24シエスタシリーズ(充実したキャビンと水回りが人気)で500〜600万円。船の価格はサイズに比例するが、それでもNEW30が高価なのがわかるだろう。

 ちなみに現在、世界で一番高価なプライベートボートは2004年にドバイの国際ボートショーで展示されたフォーティラブ号で、全長140ft(約42m)。乗客10人、クルー7人が乗り込み、5層のデッキに舳先はプール、価格は1億5,900万ユーロ。1ユーロ140円として約220億円。どうぞ好きにしてください、という値段である。

NEW30
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1級と2級がある小型船舶免許
講習を受ければ取得は簡単

 ボートに乗りたいと思ったら、まずは小型船舶免許を取得しなければならない。
 横浜のヤマハマリンセンターにあるヤマハボート免許教室に話を聞きに行った。

 免許には1級、2級、2級湖川小出力、特殊小型があるそうだ。
 いわゆるボートの免許といえば、1級・2級を指す。水上バイクだけしか乗らない人は特殊小型を取得すればよく、そのためこの免許は若者の取得が多い。
 担当の伊藤氏によれば、ボート免許を取る人は主に30代。最近は退職後に取得する人が増えている。いわゆる団塊の世代だ。

 ある程度、プライベートでボートに慣れた人が取得するものだと思い込んでいたのだが、そんなことはないそうだ。

「今までボートに触ったことのない、初めて取る人が9割ですね。4割ぐらいが釣り目的で、残りはボート遊びですね。ウェイクボードや水上スキーをやりたいという人もいますね」

 1級と2級の違いは許可される航行区域の違いで、2級は岸から5海里(約9km)の制限があるが、1級にはない。
 試験取得までの流れは学科講習と実技講習を受けて卒業、別に身体・学科国家試験と実技国家試験を受ける。
 合格率は90%以上だから、講習を受ければほとんど全員取得可能。
 内容の差はあるものの、ヤマハ免許教室の場合、免許取得までの経費が1級12万円、2級9万5,900円と僅差であることから、最初から1級を狙う人も多い。

 日本船舶職員養成協会でも講習をおこなっており、講習終了時に行われる終了審査に合格すれば、国家試験を受けることなく免許が取得できる。こちらの講習は別の日に試験を受けに行かなくていいわけだ。

 1級小型船舶操縦士で講習費用は13万5450円、講習期間は5〜6日、2級小型船舶操縦士が費用11万3400円、期間3〜4日。受講会場など詳細情報は各地の支部へ問い合わせて確認して欲しい。
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維持が大変
何かと高いボート遊び

 ボートは本体の値段もさることながら、維持費がバカにならない。ボートを購入すると車の車庫証明と同じく、購入と同時にマリーナを決めて保管場所を確保しなければならない。

 保管代金は駐車場と同じく時間課金で通常は年間で契約する。小さなボートで年間40〜50万円、大型ボートで年間300万円。また車検のように定期検査が3年ごと、6年ごとにある。

 何かと維持費がかかるボートだが、かかる税金は所得税だけ。車の重量税やガソリン税に相当するものはないので、そこは多少ともお得だ。

 何のためにみんなボートを買うのだろう?

「マリーナに寄ってご飯を食べて帰って来たり、釣りだったり、沖合いに停船して泳いだりですね。ウェイクボードをされる方もいらっしゃいます」

 なるほど。釣りの中でもいわゆるトローリングは船が大型でないとできない。30ft(約9m)以上は必要なのだそうだ。それに家族で乗るにはある程度のサイズとトイレは必須だ。

「小さなボートから経験して、という方が多かったんですが、今はお金に余裕のある方が多くて、最初から大きな船を購入されますね。あまり乗らなくても、マリーナに置いておけば船上でパーティできますし」

 お父さんたち、余裕あるなあ。
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