今「ブックカバー」は着せ替えて楽しむ時代
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なぜ「ブックカバー」をつけるのか? |
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「カバー、おかけしますか?」「はい、お願いします」。 書店でよく目にするこの光景、実は日本だけのものってご存知でしたか?
「ブックカバー」は「書皮(しょひ)」とも呼ばれ、大正時代に古本屋さんが本を包んだのが始まりと言われています。 その多くは、書店の名前が入ったオリジナルの紙製のもの。書店にとってブックカバーは、支払いが済んだ印であり、お店の広告でもあります。
一方、読者にとってブックカバーは、まず本を汚さない為のもの。読書好きな人にとって本は宝物。大切な本は汚したくないですよね。 それから、読んでいる本を他の人に見られないようにする為のもの。他の人がどんな本を読んでいるのか、ついつい気になって見てしまうという人も多いと思いますが、ブックカバーが付いていれば、何を読んでいるか知られる事はありません。
最近は、インターネットで本を購入する人が増えて、書店でブックカバーをかけてもらう機会は減ってきているのかもしれません。 でも、だからこそ、逆に「ブックカバー」に愛着を持つ人が増えてきているようです。
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本屋のカバーが好き! 「書皮友好協会」とは?
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「書皮友好協会」は、本が好き、本屋が好き、そして本屋のカバーが好き!だからこそ書皮にこだわりたい! という人達の集まりです。
1983年、愛知県岡崎のみさきたまゑさんが「本の雑誌」に、書店カバー友の会を作りたい! と投書を出したのが、その始まり。 現在では、年に2回会報を出しているほか、毎年秋に全国大会を開催し会員たちが書皮大賞を決定しています。
ちなみに全国大会は昨年までに23回も(!)行われていて、去年、大賞を受賞したのは、東京・吉祥寺の古書店「さかえ書房」の詩人・金子光晴さんの書と絵が描かれた味わいのある書皮。 受賞のポイントは、その昔多くの文豪たちに愛された武蔵野の古書店らしさだったとか。
そんな書皮友好協会会員が選んだ書皮大賞20点を含む、全国の本屋さんのブックカバーを集めた本があります。 その名も「カバー、おかけしますか?」。 有名店から全国各地の書店まで、歴史を感じるものから斬新なもの可愛いものまで、全部で191点のブックカバーが大集合! それぞれの書店や店主の本や書皮に対する愛情、個性や思い入れが感じられて、思わず笑顔になってしまう1冊です。
書皮、それは、味わい深く奥の深いものです。
画像提供:株式会社 出版ニュース社
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新感覚のブックカバー 「ブラジャケ」とは?
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「ブラジャケ」は「ブランドジャケット」の略で、企業のブランドイメージに合わせて宣伝用として作られている無料のブックカバーの事です。 首都圏の書店およそ100店舗に専用のラックが設けられていて、本を買わなくても気に入ったブックカバーを持ち帰る事ができます。
カバーとしおりが一体化した機能性と、紙質にもこだわったクオリティの高さ、そしてスタイリッシュなデザインが受けて、若い女性を中心に話題を集めています。
新作映画の上映や新商品や新曲のリリースにあわせて製作されているので、話題性も充分。 デザインは基本2週間ごとに入れ替わります。人気が高いのは、Mr.Childrenのアルバムジャケット等のアーティストもの、アンパンマン等のキャラクターもので、すぐに無くなってしまうそう。
最近では映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」が人気を集め、今月6月はリチャードギア主演映画「消えた天使」、劇団四季「ウィキッド」のブラジャケが登場。 ちなみに「ウィキッド」は多くのリクエストに応えて実現したそうです。
配布が首都圏のみで配布期間も限定されている「限定品」になる為、人気のデザインには問い合わせが殺到し、早くもコレクターが出現しているとか。
オシャレな小物のように楽しめる新感覚のブックカバーです。
画像提供:株式会社 セットアップ
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