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日本人の色彩感覚 |
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以前、「ハリーポッター」を映画館で見た私は、少なからず驚愕したのを覚えています。
理由は、ホグワーツ魔法魔術学校の入学パーティの料理の中に、色とりどりのマッシュポテトがあったこと。 ピンクや黄色、そしてブルーのマッシュポテトが自慢気に皿の上に乗っていましたが、とてもではないけれど、食べたいとは思えませんでした。でも、映画の中で生徒たちはそれらをおいしそうに平らげていったのです。
この様子だと、イギリスの人には、あまり色彩ダイエットの効果がないのかもしれません。いえ、もしかしたら、私たち日本人が、ことさらに色彩に敏感なのかも。
「納戸」「京鼠」「不言」。なんのことかわかりますか? 実はすべて日本古来の色名です。納戸色とは、灰色がかった青。納戸は大切なものをしまっておくための部屋ですから日当たりが悪く、涼しいので、このような色合いに見えたのでしょうね。
京鼠色は、水色にネズミ色を混ぜたような上品な色合い。 不言色は、「いわぬいろ」と読み、濃い黄色を指します。なぜこの色を「言わぬ色」というのでしょうか? 実はこの色、梔子の実で染めて出る色なんです。「梔子(くちなし)」だから、「言わぬ」とは、なんともシャレてます。
日本の古い色名には、はんなりとした情緒があります。私たちの祖先が、それだけ色に心をかけていたということでしょう。
ダイエットの基本はゆっくり食べること。色めがねをかけなくても、祖先の感覚に倣って食材の色をじっくりと見つめ、色に思いをはせて食べることで、ダイエットを実現できるかもしれません。 |
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