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木のお風呂道具で、湯〜たり度アップ!

日本人ならやっぱりお風呂

 日本人の風呂好きは、今や世界でも広く知られている。
 海外のホテルで、日本人客を受け入れる際には、バスタブの有無が大きなポイントになっているほどだ。

 確かに、海外ではバスタブがあっても、シャワーしか使わない人の方が断然多い。ドラム缶を工作してまで「湯に入りたい!」と願う心情は、ひょっとすると日本人の重要なアイデンティティーともいえるのかも?

 戦後、経済成長とともに生活スタイルが変わり、住宅事情も急変した。
 同時に、都市部ならいたるところにあった銭湯は急減。
 80年代に、風呂なしの間借り物件だったことから銭湯に通い、その魅力を知る筆者としては、実に残念。
 それだけに、それらしき煙突を見かけると、嬉々として突進するのである。

 しかし、だ。古来の銭湯が斜陽になった一方で、スーパー銭湯が全国各地にオープンした。
 「風呂がないから銭湯へ」ではなく、ゆったりしながら心身に癒しを求める風呂好き日本人、ここにあり! そんな風呂好きの究極のこだわりともいえる、木の浴槽や木の風呂道具が、今にわかに注目を集めている。
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日本に残る稀少な桶職人。
「荒井風呂桶店」三代目

 温泉などに行くと、稀に木の風呂桶に出くわすことがある。でも、それを作っているはずの桶屋を見かけたような憶えがない。うん十年生きてきて、一度もないのだ。
 どこで、誰が、どうやって作っているんだろう?

 というわけで、調べてみたところ、いやはやビックリ!
 筆者の住んでいるところからそう遠くはない、埼玉県川越市にあった。蔵造りの街並みで知られる城下町で、「小江戸」として今や有名な観光地のひとつ。
 そこで、三代目店主、荒井修一さん(67歳)が今も、伝承の桶作りに励んでいるというのだ。

 早速訪ねてみたところ…またまたビックリ!
 「桶」と大きく書かれた、一見すると普通の住宅のようなその店舗に入ると、そこには、直径が二メートル近くありそうな巨大な桶があるではないか。アピール用かと思いきや、「特別な注文が入って」と荒井さん。「一時は落ち込んだけど、最近少しずつ盛り返してきた」と言う。

 「どうも今も桶を作っているところがないらしくて、全国各地から問合せがありますよ。この前なんか、北九州から注文がきました」
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使ってこそわかる、木の風呂道具の味

 取材中も、荒井さんは険しい表情で木と道具に向き合い、一時たりとも手を安めることない。
 そこには、声をお掛けするのが憚られるほどのオーラがあり、張り詰めた空気がある。でも、安らぎが漂っている。

 その正体こそが、まさに“木”だった。
 店内には、材料となる木材(ヒノキ、サワラ、マキ)の香りが満ちていたのだ。少し酸っぱい、静かな、でもパワーに溢れた「生命の息吹」とでも呼びたくなる、不思議な香り。

 「浴槽やお風呂道具には、ヒノキかマキ。湯桶や浴槽に湯を入れた時の香りは格別。ただ使っているうちに香りも薄れてしまうけど」
 と荒井さん。

 「でも、この肌触りは格別」と聞いて、筆者も触れてみると…。
 その滑らかさといい柔らかさといい、まるで赤ちゃんのようなのだ。それに触れているだけで、やさしい気持ちになれる。思わず、ほおずりしたくなった筆者だった。

 桶の場合、木材を切り→カーブを作るために一枚一枚削り→糊を入れて組み合わせ→底を入れ→タガをはめ→研磨、といった工程となる。
 一ミリのくるいも許されず、湿度ひとつで微妙に按配が変わる。

 そんな高度な技術と、デリケートな感覚から生み出される荒井さんの湯桶、手桶、風呂椅子は、いずれも7千円。「三点セットで、新築祝いにされる方が増えてます」とか。また、湯桶の場合は、注文内容によりさまざま。

 注文は、電話でも受けつけている。が、近隣ならば、一度足を運んで、その香りや感触を確かめてはいかが?

取材協力:
荒井風呂桶店
〒350-0061
埼玉県川越市喜多町2-10
Tel: 049-222-7125
営業時間:月曜〜土曜 8:00〜18:00
きこり屋 バスルーム