|
|
乗馬レッスンは「馬に乗ること」だけではない |
|
「乗馬」=「馬に乗ること」はちょっと違う。 「馬に乗ること」は「乗馬」の一部ではあっても、すべてではない。一般に、乗馬クラブで行われている「乗馬レッスン」とは、次のようなものだ。
1、馬房から馬を出し、洗い場で装具(馬装)前のお手入れ --蹄の裏についたオガクズなどを取り除き、全身をブラッシング
2、鞍などの馬装をする
3、馬場へと移動し、馬に跨ってレッスン(約40分間)
4、洗い場へ移動し、再びお手入れ --足の汚れを落とし、蹄の裏を洗浄した後、清潔なタオルで拭く --汗のかき具合などにより、全身をタオルで拭く --ブラッシングで毛並みを整える
5、所定の馬房へと戻す
つまり、「馬に乗る」ことは約40分でも、その前後それぞれでたっぷり20分、合計で40〜50分のお手入れが含まれていて、ワン・レッスンが1時間半ほどになるのだ。
「お金払って馬の手入れ?」と思うなかれ。このお手入れをする会員さんの表情は、実に楽しそう。 されている馬の表情は至福そのもので、その目は明らかに「ありがとう」と言っていた。
ハハ〜ン、なるほど。同じく女性の筆者は、なんと〜くではあるがわかった気がした。
即物的な遊びではなく、利害やしがらみが絡んだ人間関係でもなく、純粋に自分の想いを注ぐことのできる、感情を敏感にキャッチしてくれる相手、馬とのコミュニケーションに悦びがある。
そして、少しずつ築き上げた信頼関係が、ストレートにライディングに反映され、一体となって宙を駆ける快感になるのでは?
|
|
|