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生命の起源 「水」 を考える
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世界の水事情
イギリスでホームステイしていたとき、毎日お風呂に入らせてもらえませんでした。
というのも、イギリスの面積は日本とあまり変わりませんが、急峻な山が多く、すぐに海へ流れ落ちてしまうため、水資源が豊富ではないのだとか。
ただ、空気が渇いているので、汗をかかず、その上緯度が高くて涼しいため、毎日お風呂に入らなくても、それほど気にならないという事情もありました。
しかし、風呂だけなら良いのですが、水洗トイレも毎回は流さないんです。だから、公衆トイレに入ったら、前の人のものがそのまま残っていたりして、ぎょっとなることは一度ではありませんでした。
日本でも、「ペットボトル入りのお茶」や、「ミネラルウォーター」などの「有料の水」が定着してきつつありますが、一昔前までは、水やお茶はただで当然という感覚でしたよね。でも、アメリカやイギリスでは、喫茶店でも水は有料が当たり前でした。
また、
国によっては
、「蛇口から出る水は飲料水ではありません」という注意がなされることもあったりします。硬水なのでお腹を壊すということもありますが、なにより、十分清潔ではないという事情もあるようです。
水は、決して無料のものではなく、もちろん、無限のものではないのです。
空梅雨続き?日本の降雨量の変遷
近頃、夏になる度に、「渇水」「節水」「水不足」などという文字を見かけるようになったとは思いませんか。
その理由の一つは、水洗トイレや全自動洗濯機などの普及により、昔より水をたくさん使用することになったことでしょう。
しかし、降雨量はどのように変遷しているのでしょうか。 国土交通省による、「
日本における年降水量の経年変化
」の資料を見ますと、1971年以降、日本は少雨期に入ったらしいことがわかります。このまま降雨量は減る一方なのでしょうか。地球温暖化の影響はどうなのでしょう。
地球温暖化が叫ばれるようになってから久しいですが、それでは、温暖化により、降雨量はどのように変化するのでしょうか。
まず、日本においては、梅雨シーズンの降雨量が、水事情を大きく左右することはご存じでしょう。梅雨が長引けば、水は潤沢になり、反対に短ければ不足となります。
環境省の
地球シミュレータ
によれば、温暖化により、梅雨が
長引き、夏の降雨量は、増加傾向にあるとのこと。
地球が渇いていくとばかりは言えないようで、一喜一憂する必要はないかもしれません。
ただ、他人ごとのように考えて、何も対策をせずにいると、降雨量が増えても、水不足に陥る可能性はあります。
私たち一人一人が現状を理解し、水対策をすることが必要なんですね。
水不足の影響
さて、それでは、水不足により、どのような影響がでるのでしょうか。
まず、農作物に影響がでることは容易に想像できるでしょう。不作になれば、野菜の値段が高沸することは免れません。
そして、プールなどの遊行施設の運営のストップ。地盤沈下の心配も出てきます。
一般家庭においても、断水などの影響が出ます。たとえば、給水制限20%の段階で、給水時間が定められ、それ以外の時間帯は断水となるため、ポリバケツなどに水を貯めておかねばならなくなります。
夏場は水も腐りやすくなりますから大変ですし、水洗トイレの水も流れなくなるのが困るところ。
また、水が出ても、赤っぽい色をしているなどの問題もでてきます。
過去の渇水時
の事例として、「洗濯ができないため、水のある親戚に洗濯物を輸送して洗ってもらった」「水が出ないので、給水車で水を運んだ」「手術ができなかった」などの大きな問題点が見られています。
そのほか、火事の際の消火活動への影響や、水洗トイレの閉鎖など、私たちが当たり前であると感じている、日常生活が、いつも通りには送れなくなるのです。
古代から続く水との戦い
私たち日本人は、古代から水と闘ってきました。
たとえば、日本神話には、スサノオという神様が八つの首を持つ八俣(やまた)の大蛇(おろち)を退治したという話がありますが、大蛇は氾濫する河の比喩であるという説があります。
また、日本最古の書物である「日本書紀」にも、雨乞いの祭りについての記述があります。
皇極紀元年八月一日のこと。
「(皇極)天皇、南淵の河上に幸して、跪きて四方を拝む。天を仰ぎて乞ひたまふ。即ち、雷なりて大雨降る。遂に雨ふること五日。遍く天下を潤す。」
皇極天皇が、どこかの川上で雨乞いをしたら、雨が降ったという内容です。
葛城・飛鳥など、古代の都が散在する奈良には、雨乞いの霊験があらたかであるとされる神社がいくつかありますが、中でも有名なのは、吉野に鎮座する、「
丹生川上神社
」でしょう。
この社伝では、天武天皇の時代、干ばつが続いたとき、「人声の聞こえざる深山吉野丹生川上に我が宮柱を建てて敬祀せば、天下のために甘雨を降らし霖雨(ながあめ)を止めん」との神宣があったことを機に、この神社が創建されたとなっており、現代でも、雨乞いの神社として名高いのです。
また、この神社では、雨乞いの際には黒毛の馬を、長雨がやむことを祈る際には白毛の馬を、生贄として神に奉る習慣があったとされています。
現在、絵馬が神社に奉納されていますが、これはこの生贄の馬の代わりなのだとか。雨乞い祈祷の名残なのですね。
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この記事についてのコメント
- 最新10件まで表示 -
名無しさん
-2007-07-16 14:03:23
お水情報
汚水から精製水、海水から精製水にするのには、
けっこうエネルギーが必要らしい。
地中上で、塩が混じっていない水は3%程度なんですって!
名無しさん
-2007-07-16 13:47:28
地球上の水の量は、ずーっと一定量を保ってますよね。
地球の水は循環していますからね。大丈夫でしょう。
http://www.kaijipr.or.jp/mamejiten/shizen/shizen_5.html
名無しさん
-2007-07-16 13:30:10
水って色んなことに使われてると思うけど、
地球規模で減ったりしないのかな?
名無しさん
-2007-07-13 12:43:07
そうですね。水ってタダでしたね。
いまは、買うのが当たり前になってますね。
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