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ヴィンテージワインで、深いひと瞬間を

ワインセラー屋.com

ヴィンテージワインを
おいしく飲むために

 ヴィンテージワインは、デリケートな“生き物”。それだけに慈しみ方が大切になってくる。

 前述のように、保管方法は重要なポイントとなり、昨今ではそのための商品も注目を集めている。SHIMIZUYAの “マイセラー”(1本用は600円)は、発泡スチロール製でながらも「ワインに大敵となる光と異臭を遮断し、適度な湿度を保ってくれるワイン保管庫」でその手軽さがオススメだ。

 一方、温度も湿度もばっちり管理してくれる家庭用ワインセラーも、ワインセラー屋.com などで各種販売されている。

 さらに慈しむためには、ワイングラス、ワインクーラー、デキャンタなどの関連グッズも見逃せない。上記ワインセラー屋では、グラスの品揃えが充実している。またワインセラーキッチン雑貨・輸入家電通販のヴォーノヴォーノでは、クーラーからボトルキャップまで、各種小物が豊富に取り揃えられている。

 SHIMIZUYAの高井社長は、次のようにアドバイスする。

 「一般的な飲み頃温度は、赤が15℃〜18℃、白が6℃〜12℃。ただし、初心者の方の場合は、もう少し温度を下げると飲みやすくなります。
 また赤の年代物は、出荷後もボトルの中で熟成するため、「オリ」が溜まります。それを取り除くために、一度ワインを別の容器(デキャンタ)に移します(デキャンタージュ)。

 デキャンタなどがない場合や技術的に自信がない場合には、丸一日ボトルを立てておくだけでもオリは底に沈みますので、静かに注ぐことでなんとかなります。
 デキャンタージュしない場合は、飲む直前ではなく30分〜1時間程前に栓を開けておくと、ワインが空気に触れてのみ口がぐっと良くなると言われています。」


写真提供:
SHIMIZUYA
ワインセラー屋.com

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ヴィンテージワイン
特別な日のための特別な1本

 ”生き物”だけあって、値段はあってないようなものなのがワインの世界。

ロマネ・コンティのヴィンテージ物は、100万円以上のものが多くあります」
とSHIMIZUYAの高井社長。
 一方で最安については「わかりません」との返答だった。もともと安さを求めてヴィンテージに目を向けることなど言語道断なのだった。

「では、売れ筋の銘柄は?」と尋ねてみたのだが…。

 「ヴィンテージワインは1点物が多く、固有の人気商品を挙げるのは難しいですね…。ただ、還暦を迎える方の生まれ年のもの(今年で言えば1947年産)は、例年多くのお問合せがあります。
 また、“ゴールデンヴィンテージ”といわれる、非常に出来の良かった年代モノも人気が高いです。」

 ヴィンテージワインについて全くの無知である筆者。ハンパな質問は墓穴を掘ってしまう、と反省しつつ最後に教えを乞うた。
「ヴィンテージワインをよく知らない人に対する、選び方のノウハウやアドバイスをお願いします。」

 「ヴィンテージワインは長い年月を経ています。よって、現在の品質状態(色調・液面の高さ)がどうなのかが重要になります。
 また新品のワインとは異なり、ラベルはほとんどが汚れや多少の切れなどがあります。でもそれは、ワインが長い年月を経た証でもありますので、それを含めて雰囲気を楽しんでください。

 当店としては、ホームページでご紹介している商品は全て、自信を持ってオススメできるものばかりです。
 また取寄せ商品に関しても、しっかりと状態を確認し、お客様にご相談してから取引させて頂いております。
 ヴィンテージを含めてワイン選びは容易ではありません。ですので、当店では開設当初から気軽にお問合せして頂ける運営を心がけております。」

 自分の好みや目的に合った1本を探すことは、“縁あっての出会い”とも言える。

 ある音楽とともに刻まれた思い出は、しばしばその音楽を耳にする度に蘇ってくる。

 特別な日のために用意したヴィンテージワインは、味や香のみならず、ボトルの外観やグラスの感触、そこで交わされた会話など、五感をトータルに思い出の中に刻み込む。
 そして、各人の思い出の中で、ずっと生き続けるのかもしれない。


写真提供&取材協力:
SHIMIZUYA
SHIMIZUYA