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色々な論争のある抗生物質。結局のところいいの悪いの? |
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結核やペストといった感染症が死病といわれていた頃、特効薬として産声を上げた抗生物質。 死の恐怖から人々を解き放ったすぐれものだが、なぜか余り良いイメージを持たれることがないようだ。それには訳があった。この薬の使用方法についてトラブルが起こったのである。
実は、ペニシリンには「特定の細菌にのみ有効であること。稀にアレルギー反応を起こすこと。」という大きな欠点が2つあった。 これらを改善すべく研究が重ねられ、1961年、大腸菌や赤痢菌に有効な抗生物質ができた。 ここを境に不特定多数の細菌に効く薬が多く開発されたのである。
当然のことながら医者は好んで使用した。幅広く網をはり、その中に入った細菌を一掃することができれば、病気の原因になっている菌が何か不確定でも、とりあえずやっつけることができたからだ。 また、ほとんどの場合、病状もよくなっていったのである。
つらい症状をすばやく改善する薬は患者の間でも人気をあつめ、服用する必要がなくても欲しがる人が増加した。これが問題だった。 抗生物質を乱用することで、体に変調をきたし、助かるはずの命を救えなくなくなるといった副作用が発生したのだ。 こうしたことから、世間の間で「よく効き目があるが、こわいもの」という考えが定着してしまったのである。 |
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