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UDの問題点 これを使いたいとは思わない |
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UDはいまだ発展途上であり、コンセプトに共感できても、実際にそれを工業的に反映させようとすると難しいものがある。
デザインの本質は他との差別化と道具としての目的化にあり、それはUDの汎用という考え方と相反するからだ。誰にでも使われるものを誰もが買うとは限らない。
『トヨタ ユニバーサルデザインショウケース』に並べられたUD商品は80点以上あり、文字表示とボタンの大きなリモコン、ウサギの耳のような形をしたハンドル、横からも上からも目盛りが読めるメジャーカップなどアイデア商品というか、たしかに使いやすいであろうけども、逆に一般的じゃない感じを受ける。 しかも色による刺激を避けるために中間色系が多いことも、アイデア商品っぽい感じだ。
UD仕様という自動車も同様であって、対象の間口を広げた結果、商品としての訴求力が落ちている気がする。 カッコいいものはだいたいにおいて何かが過剰だったり非効率的だったりする。文化的な余白のようなものだ。
ただでさえ機能性に特化し、それが魅力であると同時に物足りなくもある日本車である。しかもその代表のトヨタが家族全員が使いやすい車を作ったら、家族全員がカッコ悪いと思ってしまうような車が出来てしまった感がある。
たしかに運転しやすそうだし、便利だし、問題はないのだが。 人柄よくさわやかな青年は時として退屈だったりもするのだ。 |
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