日刊 勝ち組スポーツ・勝ちスポ!
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コンビニクーラーと扇風機どっちにする?

天然のエアコン

昔ながらの日本の生活の中にヒント有り
機械に頼らず温故知新で涼を得る

 何も機械に頼るばかりでは能がない。懐かしの日本古来のライフスタイルにスポットを当ててみよう。

 昭和レトロな夏の風物詩といえば、打ち水、風鈴、よしず…縁台で涼をとりながら、スイカを食べて…。
 そんな風情のある光景なんてマンション暮らしを中心とした都会暮らしの中では、もはや見られることも無くなったものばかりだが、そのテイストを取り入れることは可能なはず。

 「天然のエアコン」といわれる"い草"には空気浄化作用はおろか吸湿・発散作用があり、何よりもその手触りや香りが涼しげ。い草を使用したラグは夏の必須アイテムといえる。
 また、扇子片手に涼を取るのも風情があってよろしい。

 なんといっても、身体にも環境にも優しい自然の風を取り入れて涼をとるのが一番。
 昔っからの日本家屋は、その辺の通気設計に優れていて、風の流れ道を考慮した造りになっている。そんな風に昔ながらの日本の暮らしの中には、暑く湿気っぽい夏を乗り切るための工夫がたくさん。
 浴衣や着物だって、単なるファッションではなく日本の風土にぴったりと合致した機能性を有しているものといえる。

 もちろん、昨今のヒートアイランド化現象により、周囲の環境は劇的に変化しているから、一概に昔のような暮らしで夏を過ごせるか、という疑問はあるけど、ここら辺で少しずつそんな負の連鎖を断ち切ってみるのもいいかも知らない。
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コンクリートジャングルを逃れて
お疲れ気味の地球と共にクールダウン!

 地球環境を考慮して、日々我慢を重ねて…というのもナンセンスな話なのも確か。
 冒頭に述べたようにできることをできる範囲でやればいいわけで、それぞれのライフスタイルにあった取り組み方で、しかも愉しみながら取り組むことが長続きの秘訣だということは言うまでもない。
 そこで提案したいのが、レジャー感覚でエコと避暑を兼ねちゃおうって考え方。

 暑い日こそ、家にばかり閉じこもっていないで涼を求めて外へ出ようってわけだ。
 そんなときには、都会のコンクリートジャングルの照り返しから逃れて、たまには遠出をしてみるのがいいだろう。

 もちろん、自慢の愛車は車庫にてお休み。電車に乗って小一時間もすればそこに別世界は広がるはず。
 目にも眩しい青々とした木々。そして、渓流のせせらぎの音は涼感だけではなくリラックス効果もあるし、なにせマイナスイオンを一身に浴びれば夏バテ気味の身体も不思議と蘇るもの。

 そんな川面を見つめながらゆっくり過ぎていく涼しく快適な時間。
 たまにはそんな風に「何もしない一日」があったっていい。

 お疲れ気味の人間同様走り続けてきた地球とともに、時にはこうしてクールダウンをする必要だってあるはずなのだから。


画像提供:宮城県産業経済部観光課
何もしない一日