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フランス全国民が祝うパリ祭をレポート!

まずパリ祭って、どういう祝日なの?

 この祝日を日本では「パリ祭」といいますが、フランスでは「キャトルズ・ジュイエ(仏語:7月14日の意)」といわれる祝日で、そもそも1789年7月14日のフランス革命により王政廃止になった歴史的な日を祝う祝日です。

 18世紀、フランス王太子妃マリー・アントワネットが贅を尽くした生活をしていた頃、フランス国民は毎日食べるパンすらないほど貧しい生活をしていました。
 後に王政に対する民衆の不満が爆発、7月14日のバスティーユ襲撃を始まりとし王政と封建制度を廃止させたのです。

 今日でもフランス人の心の中に「皆で訴えることによって政治は変わる」という考えが根強くあり、毎日のようにどこかでストライキが起きているのはこの事件によるものです。

 北アフリカなどのアラブ諸国、アフリカ諸国、アジア諸国の移民は、宗教が違うのでクリスマスは祝わない人が多いですが、このパリ祭の日ばかりは、まさにフランス人国籍を持つ人ならば心よりこの日を祝う「フランス人全員の心を一つにする祝日」で、どの人にとってもこの「自由の国フランス」に感謝する日となっています。
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パリ祭ではシャンゼリゼ通りのパレードが見もの!

 2007年は運が良く土曜日がパリ祭ということもあり、いつもより多くの観光客がシャンゼリゼ通りのパレードを見に訪れました。
 観客は、海外からの観光客よりもフランス人観光客の方が多かったようです。

 パレードでは、ニコラ・サルコジー仏大統領の考えにより、ヨーロッパ27カ国もの兵隊が初参加しました。
 ただ、ヨーロッパの国によってはフランスの兵隊と違いキビキビした行進に慣れていない国もあり、フランス式行進に仕方なくさせられたというハプニングもあったそうです。

 パレードでは毎年大統領が参加し、シャンゼリゼ通りを車に乗って皆に手を振りながら通ってくれます。
 今年は、ニコラ・サルコジー仏大統領の初参加ということもあり、フランス国民から大きな歓声が上げられていました。

 その他の見ものとして、陸だけでなく空からの戦闘機もギュンギュン飛ばしていること、行進する対象物がどんどん大きくなっていくこと(馬に乗った兵隊→バイク→トラック→戦車)、と本当に迫力満点で見ごたえタップリのパレードです。

 最後には、ベートベンの第九(歓喜の歌)が流れ、パレードにフィナーレを迎えたのも印象的でした。
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エッフェル塔でのコンサートは大物スターが参加!

 エッフェル塔前のコンサート(19:00〜22:30)は、今年は何と60万人(!)が参加したという巨大コンサートとなりました!
 フランス、ヨーロッパ、アメリカから集まった有名ミュージシャンの無料コンサートは、実際「空が揺れているのでは?」と思うほどの大音量で、持っていた水を飲んだときは、その水の振動さえ感じたほど。

 参加したミュージシャンは、ニコラ・サルコジー大統領が自ら選んだよりすぐりのミュージシャンばかりでした。では、どのミュージシャンが選ばれたかというと?

ミッシェル・ポルナレフ
63歳、60年代カルト的ミュージシャンとして名をあげたシンガー。父はエディット・ピアフへの楽曲を作った有名な演奏家。
次々のヒット曲を飛ばしたが、マネージャーに騙され税金が払えなくなったのを理由にアメリカへ渡米。最近復帰したことで話題を呼んでいる数世代のファンを持つシンガー。

・ボブ・シンクラー(DJ):
仏人ハウスDJで、フランスFMなどでかかりまくっている。

・ネリー・ファタド:
FMなどでヒット曲を次々に飛ばしている、今をときめく世界的に有名なシンガー。

・ローラ・パウジ−ニ:
世界で最も有名なイタリア人シンガーの一人。

・TOKIO HOTEL(トーキョー・ホテル):
ドイツ人ロックグループ。
まだ10代と若いヴィジュアル系のバンドグループで、ドイツ人やフランス人の女の子にはカリスマ的存在。
音楽は、10代とは思えないほどの実力と迫力がある。ドイツ語の歌が多いため、フランス人高校生のドイツ語専攻率が40%もアップしたほど。

 そんな彼らによるコンサートは、もちろんものすごい盛り上がりでしたよ。
ミッシェル・ポルナレフ