|
|
「ビールの味わい」を楽しむなら冬 長い歴史と多彩な個性を持つビール文化 |
|
「ビール」と言えば、一般的には夏の季語。しかし、ビール本来の味わいを堪能するのであれば、喉の渇きにまかせてゴクゴクとやってしまう夏よりも断然今の季節がおススメです。
日本においてもビールは、下手をすれば日本酒や焼酎といったネイティブのお酒よりも愛飲される存在となっていますが、所変われば文化も変わる。世界各地には、それぞれの特色を持った個性的なビール文化が存在しています。今回は、ギネスなどの有名ブランドを有し、パブで飲まれるお酒の80\%がビールというアイルランドを中心として、日本流とは一味違った海外流のビールの楽しみ方をご紹介しましょう。
まず最初に、ビールの歴史について軽く触れておきましょう。ビールは、紀元前3000年頃にメソポタミア地方のシュメール人によって作られた飲み物に端を発すると言われています。このメソポタミア版ビールは、麦の粉で作ったパンに水を加えて発酵させたもので、葦などで作ったストローで飲まれていました。以後、エジプトを経由してヨーロッパに渡り、「ビールは液体のパン」(パンはキリストの肉)という考えに基づき修道院などで盛んに醸造が行われるようになりました。その後、産業革命期を中心として様々な改良が加えられ、現在の姿へと至っています。日本には、18世紀にオランダの使節団により持ち込まれたのが最初と言われています。 |
|
|