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知らなきゃソン!? “レーシック”

医療法人メディカルドラフト会 錦糸眼科

機器装置と医師のスキルがポイント

 手順を見る限りでは、なんとなくイージー過ぎな感じがしてしまう。「片眼で15分」という素早さも、ちょっと不安。決して安い買い物ではなく、また対象が“眼”だけに、慎重に身構えてしまう人は多いだろう。

 そこで、日本でまだ認可されていなかった(自己責任においての治療は問題ない)1996年に、日本で初めてレーシックを行い、2003年にはアジア圏で初めてイントラレーシックを行ったことで知られる、医学博士・矢作徹氏を院長とする、“錦糸眼科”(東京都港区)の広報室に話をうかがった。

 ---率直にお尋ねします。これまでに失明したケースはないのでしょうか?

「ありません。タイかどこかであったとかないとか、小耳にしたことはありますが、少なくとも日本ではないです」

 ---視力はみなさんが回復するのでしょうか?

「当院の場合、軽度近視(-4D以下)で99.5%、中度近視(-4D〜-6D)で97.0%、強度近視(-6D〜-10D)で92.7%、最強度近視(-10D以上)が76.5%の方が、術後に1.0以上の視力に回復しています。
 ただし、ここで注意したいのは、回復した視力は永遠に維持されるものではない、ということです。
 それは、手術してもしなくても同じです。角膜の状態により、再度治療を受けることは可能ですが」

 ---失明に至らないまでも、事故みたいなものはあるのでしょうか?

「医療行為ですので、“全くない”と完全否定はできません。ただし、当院の場合、1993年の開院以来、問題は起きておりません。

 事故につながる原因は、主に機器装置と医師のスキルにあります。
 当院では、性能上優れているエキシマレーザーを導入し、米国で研修を受けさせた技術者を、全国に5院ある当院を常に巡回させ、メンテナンスを徹底させています。
 また、施術する医師に必須となるのは、医師免許のみなのです。

 だからこそ、そのスキルの中身が重大になります。
 レーシックは、とにかく緻密な手術ですので、器用でなければなりません。院長の矢作は、米粒に72文字を書き込めるほど器用なんです。

 そして他の医師も、その院長の指導を受けるなどして常に腕を磨いていますので、みなさん、安心して受けていただいております」

 ---保険は使えますか?

「健康保険は適用されません。が、確定申告では、医療費控除対象になる場合があります。
 また、生命保険の特約でも、手術給付金の対象となることがあります」

 ---具体的には、どういった流れになるのでしょう?

「当院の場合、まずは電話またはWeb予約をした後、初診検査を受けていただきます。
 患者さんの角膜や眼圧などを測定し、治療が可能かどうかを判断する初診は非常に重要で、約4時間を要します。

 その後、ガイダンスを行い、そこで治療についての詳しい説明を行い、個別にカウンセリングと診察を受けていただきます。

 その結果、治療を受けることを決心された方は、治療となります。気が変わった場合、予定日当日までキャンセルが可能で、その場合には費用は全額返金されます。

 また、術後は、当日(または翌日)、一週間後、一ヵ月後、三ヵ月後、六ヵ月後、の計5回、検診があります」

取材協力:医療法人メディカルドラフト会 錦糸眼科
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確かな“眼”で見極め、じゅうぶんに納得してから

 実際に錦糸病院でお話を伺いながら、これまで自分が抱いていた“レーシック”に対する「怖い」「危険」のイメージが、無知からきていたことに気付かされ、確実に不安が薄れてゆくのだった。
 しかも、治療費用はかつての「50万円」から大幅にダウンしているのだった。

 錦糸眼科では、「レーシックが12万円〜、イントラレーシックが18万円〜」となっていいる。両眼の値段で、初診料は1,000円、術後の検診は一回が5,000円 (指定薬剤料込)。

「レーシック業界での老舗的な眼科なのに、どうして?」
と思いきや、ざっと調べてみたら、錦糸眼科のみならず、他院でもおしなべて同程度の値段になっているではないか!

「一体全体どうして?」と、前出の錦糸眼科の広報室に尋ねると、
「競争です。どこも低料金化した結果、当院も下げざるおえなくなり、昨年12月より大幅値下げしました。本来、レーシックは48万円、イントラレーシックは60万円だったのですが…」
との答えが返ってきた。

 ---ということは、最初の設定が高すぎたということでは?

「そう考えられるのも無理はありません。が、実際には、今の値段は安すぎなんです。何といっても、機器装置は非常に高価で、一式で1億円以上ですから。

 当院の場合には、院長の矢作にやってもらいたい患者さんが多く来院しますので、その場合には指名料として20万円上乗せさせていただいておりますし、また医師の数やその他の面でも合理化しておりますので、安くしても質を落とすことなく保っているのです。

 他院さんの内情は知りません。ただひとつはっきり言えることは、レーシックが盛んな米国でも、数年前に競争激化から値段が一気に下がりました。
 ところが、結局はそれでは維持不可能だったため、2003年以降は元に戻りつつあります」

 最後に、錦糸眼科よりいただいた、レーシックをまだよく知らない読者に対するアドバイスをご紹介しよう。

1、宣伝広告などにある文言を鵜呑みにしない。

 -「**症例」の数字(カウントの仕方には様々)
 -「**専門医」などの肩書き
 -「スーパー」などの形容詞
 -「クリーンルーム」は医療施設である以上は当たり前
 -「キャンペーン」は、厚生労働省が出している医療広告ガイドライン違反

2、後で後悔しないよう、よく考え、充分に納得してから治療に進む。

 -メガネやコンタクトなどによる矯正では不可なのか?
 -納得するためにも、初診は気軽に受けてください

 さあ、あなたの“眼”はどう見定める?


取材協力・画像提供:医療法人メディカルドラフト会 錦糸眼科
医療法人メディカルドラフト会 錦糸眼科