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消しゴム大好き!

消しゴムブーム到来?

 ふでばこ、定規、シャーペン。文房具の種類はたくさんあります。
 なかでも消しゴムは1個あたり50円くらいと、お小遣いで買える値段ですよね。そのためか、小さい頃からコレクションしている人が多いようです。

 芸能人では、文房具や事務機械をうまく使いこなしている人に贈られるベスト・オフィス・ユーザー賞を受賞した楠田枝里子さん。
 消しゴムで作られた表彰状をもらうほどコレクターとして知られています。消しゴム図鑑という本まで出版しています。

 こどもから大人まで広いファン層を惹きつける魅力はなんなのか! 徹底解明してみようじゃありませんか。 タイムリーなことに、定番ものからアイデア商品まで取り揃えた消しゴムイベントが行われているのをきき、早速足を運んできました。

 会場は、JR京浜東北線関内駅から歩いて約5分のところにある、有隣堂地下1階。
 入り口にはシンプルなのにカッコいい「消しゴム博覧会」の看板が来訪者をおで迎えてしています。

 開催日程が2007年8月10〜19日と会社のお盆休みと重なったことも加わり、親子づれが大集合していました。
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消しゴムの歴史

消しゴムの歴史

 消しゴム博覧会の会場では、消しゴムの誕生から現在にいたるまでの歴史年表が張り出されていました。
 世界ではじめて製造されたのは1772年イギリスだそうです。それから、フランス、ヨーロッパ全域、アメリカと広がっていきました。

 日本に普及したのは、明治に入ってから。
 それまでは墨と毛筆を使って、文字や絵をかいていました。

 なぜ、文房具が生活に取りいれられたのかといえば、ひとえに明治政府が定めた義務教育がきっかけです。 すべてのこども達が教育、勉強を受けるために、文房具が必要不可欠の存在となったのです。
 とはいえ、毛筆文化が長い日本は大正時代に入り、国内に文具メーカーができるまで、すべて輸入品でまかなっていました。

 21世紀の今、各企業で様々な趣向をこらした製品を扱っています。

 しかし、消しゴムがなかった頃は、何を利用していたのでしょう。答えは食パンです。
 デッサンするときはパンの切れ端を持っている人をみかけますよね。

 なので、消しゴムのデザインに「パン」が登場するのは当然かもしれません。
 茶色にこげた「みみ」から内側のふんわりとした白い部分まで、本物そっくりに仕上がっている食パンやレタス、ウィンナーをはさんだホットドック。
 パン党にはたまらない1品です。
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なぜ文字が消えるの?

 小学校に入り、消しゴムを頻繁に使用するようになって感じた疑問。どうして文字が消えるのでしょうか。

 ノートをゴシゴシするたびになくなっていく自分の字を、マジシャンゼロがおりなす手品をみているような、ワクワクした気持ちで眺めていました。

 実は、書いたものが消える原理はいたって単純だったのです!
 文字は鉛筆芯の原料である黒鉛のつぶが紙に残ったもの。それを消しゴムの表面で吸い取っています。トントンッとたたくだけでも字が薄くなっていくのはこのためです。

 「こする」という動作を繰り返すことで、紙の繊維に絡まった黒鉛を根こそぎ吸着し、黒くなった面を削りとります。
 いわゆるケシカスの部分ですね。そして、きれいな面を新たにつくりだしていたのです。
 余分な動作が入らない機能性の高さは思わず消しゴムあなどりがたし。と手を打ちたくなる気分です。

 さて、最近は消しゴム好きがこうじて、ハンコを作る人々が増えています。
 代表的な人気作家はNHKおしゃれ工房の講師を勤め、消しゴムはんこという本を手がけた津久井智子さんです。

 消しゴム博覧会では、彼女が普段ハンコ作りに愛用している道具や作品が展示されていました。
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