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アメリカのエコライフとは?

大気汚染対策に興味あり

ニューヨークに住んでいたころ、大量の食べ物を平気で捨ててしまうアメリカ人には驚いたが、さらにどうしても納得がいかなかったのが、分別のしないゴミの捨て方。生ゴミ、空き缶、電池、プラスチック、割れたグラス、洋服、なんでもかんでも同じビニール袋に入れて捨ててしまう。それらすべてをそのまま埋めてしまうというからなんとも恐ろしい話だ。約800万人が住むニューヨーク市だけで、1日11万トンものゴミが処理されているという。消防車の水槽車が約10トンだとすると、どれくらいの大量のゴミなのか、想像していただけるだろう。

アメリカ人は、ゴミ処理問題のような地味な活動には興味をお持ちでない様子。注目度が高いのは、排気ガスによる大気汚染対策。世界で最も自家用車所有率が高い国としてしられるアメリカでは、これまで1世帯平均2台だといわれてきたのが、女性の社会進出によりさらに増加傾向にあるという。年間2%もドライバーの数が上昇しているというデータもある。
アメリカ・エコ・ゴミ・環境問題
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トヨタ・プリウス・ハイブリッドカー

手始めは愛車でエコ

その解決策として代表的なのが、みなさまもご存知のトヨタのハイブリッドカー、プリウス。1997年に華麗なデビューを果たして以来、好調に売り上げを伸ばしている。その背景には、ハリウッドセレブたちの貢献が大きい。彼らがこぞって乗りはじめてくれたおかげで、アメリカ国内だけでなく、世界中でも大きな話題となった。2004年には、アメリカ国内において5万3991台を販売。世界全体では、昨年の倍以上の13万4700台を出荷。今年はさらにその数字を上回る見通しだという。まさにハリウッドセレブさまさま。彼らによる宣伝効果は計り知れない。

もちろん他社も指を咥えてこのチャンスを逃すはずはない。ホンダも1999年からハイブリッドカーの販売を開始し、世界販売台数が累計10万台を突破したと発表している。そのうち約8万9000台がアメリカでの出荷台数という。日産もトヨタと提携し、2006年(北米2007年モデルイヤー)から「アルティマハイブリッド」の生産を開始する予定だ。ダイムラー・クライスラー、フォード、GM、ヒュンダイ、フォルクスワーゲンといった海外自動車メーカーも市場参入している。

ハイブリッドカーの所有率が一番高いのは、やはりカリフォルニア州。2位のバージニア州の4.5倍だというからすごい。つづいて、ワシントン州、フロリダ州、メリーランド州の順だという。

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高速道路でエコ

愛車で環境対策とくれば、さて次はインフラ。アメリカの高速道路には、HOV (High Occupancy Vehicle)と呼ばれるレーンが設けられている。朝と夕方のラッシュアワーには、ある特定の車しかこの道を利用することができない。公共バス、バイク、1台に2名以上(州によっては3名、4名以上)を乗せた車のみがここを通ることを許される。ただし、ハイブリッドカーなら1名しか乗車していなくてもいい。州によって時間は異なるが、規制時間は月曜から金曜の午前6時から10時、午後3時から7時の間に設定されている。

HOVレーンの設置により、相乗りを誘導する。そして、渋滞の解消、排気ガスによる大気汚染の軽減を目指す。さらには、通勤・通学の移動時間を削減するという狙いがある。つまり、より多くの人を短い時間で移動させることにより、車にかかるガソリン代、維持費、修理費などのコストを削減できますよ、というわけだ。移動する車の数を減らせば、公害も減り、環境保護に貢献すると、交通省は強調するのだが・・。
アメリカ・エコ・高速道路・大気汚染・HOVレーン