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お正月の風物詩:凧揚げ

誰もが抱く、大空への憧れ

真っ白に輝く初日の出を拝み、真っ青に晴れ渡る空を見上げれば、「また新しい一年が始まるんだな」と妙にすがすがしい気分になったりする。青空には、不思議な開放感がありませんか? この大空を自由に飛べたら、どんなに気持ちよいだろうと、憧れを抱いていた人もいるのではないでしょうか。

大空を自由に飛ぶことのできる物のひとつに、「凧」があります。この遊びは、自らが操作をし、思うままにどんどんと空高く舞わせることができるところに魅力が隠されているのです。
『もう、いくつ寝るとお正月、お正月には凧揚げて……』という歌があるように、凧揚げは正月に遊ばれるイメージがあります。コンビニエンスストアなどでも、正月気分を後ろ押しするかのように、人気キャラクターの絵柄の入ったビニール製の凧を見かけることがあります。

こどもの頃に誰もが一度は経験している凧揚げ。それは庶民的でそれなりに手軽な日本独特の遊びという印象があります。しかし、そもそも凧の起源というのは、紀元前4世紀頃、ギリシアのアルキタスが友人プラトンの肖像を描いてあげたのが最初だといわれています。日本へは、平安時代以前に中国から伝えられ、鎌倉時代くらいまでは敵陣偵察など、もっぱら軍事目的に使われていました。意外なことに、庶民の遊び道具として広まったのは、江戸時代の頃のことなのです。

関連リンク:
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凧・凧揚げ・スポーツカイト
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身近なようで身近ではない? 凧揚げ

江戸時代以降、主に子供の遊び道具として親しまれてきた凧。凧というと、竹ひごと和紙を使って作られる、四角い凧を思い浮かべませんか?その他にも、写真にあるような奴凧などの和凧をまず最初に思い浮かべてしまいます。
しかしながら現在では、広い土地が少なくなってきていることもあり、なかなか凧揚げをしている人を見かけることがありません。昔から親しまれた遊びとはいえ、現代では誰も凧揚げをしてないんじゃないの?と思われるかもしれません。ところが、実は凧揚げの大会というのは、全国各地で活発に行われているのです。

2006年の成人の日には、東京都中央区において、世界一大きい凧をあげる「大凧 世界への挑戦2006」が行われます。揚げるのはナイロン製の凧で、45m×20mの面積約1,000?の物。同時に会場では、子供たちを対象に、簡単にできる凧の作り方なども教えてくれるので、なかなか凧揚げに触れる機会のない子供たちでも楽しめるイベントとなりそうです。

このように、日本でなじみ深い凧揚げですが、先にも述べたように、そもそもの起源は実は海外にあります。では、海外では一体どのような凧揚げが親しまれているのでしょうか?

参考URL:日本の凧の会
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起源は凧と同じ、スポーツカイト

海外では「凧」は「カイト」と呼ばれています。そして現在、「スポーツカイト」という、いわゆる競技凧が広く親しまれています。

スポーツカイトというのは、私たちが知っている「一本の糸で操る凧」とは違い、「二本以上のライン(糸)」を使って操る物です。そのルーツは1930年代までさかのぼり、この使用目的は第2次世界大戦中に射撃の練習用に使われた「ターゲットカイト」であるといわれています。

スポーツカイトには、カイトの形がダイヤ型の物や、デルタ(三角)型、風の力で膨らんで形を作るフォイル型などがあります。また、ラインの本数も2本(デュアル)ラインで操縦する物だけでなく、4本(クワッド)ラインで操縦する物などがあります。スポーツカイトと凧の大きな違いは、このようなラインの数だけではなく、その動きにもあります。凧が風向きに対して、垂直に上昇することしかできないのに対し、スポーツカイトは左右への旋回、水平移動、前転や後転、側転といったアクロバティックな動きができるのです。
こういわれると、難しそうに聞こえるかもしれませんが、初心者であっても、デルタ型で大きめ(翼の幅が2400mm以上)のカイトを選べば、うまく飛ばすことができます。小さい物を選んでしまうと、飛ばすのに強い風を必要とし、さらに操縦も難しくなってしまいます。
SportsKiteとは・・・/スポーツカイト/凧