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“蟻”がモチーフの アント・チェアはいかが? |
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近代デザインの中で「名作」といわれる椅子のほとんどは建築家が設計しています。ここでは、そうした建築家がデザインした椅子の中でも、入手可能な優れたものを紹介します。
まず、アント・チェアと呼ばれるもの。この椅子はカフェなどで多く見られるものなので目にした人も多いことでしょう。設計者はデンマークを代表する建築家アルネ・ヤコブセン。その活躍は国内にとどまらず、受賞歴も欧米各国に渡り、英国王立建築家協会、アメリカ建築協会などの会員でもある高名な方です。
この椅子は日本ではその形が蟻を思わせることからアリンコ・チェアとも呼ばれ親しまれています。オリジナルは黒い塗装で三本脚。そのフォルムは「アリンコ」そのもの。軽量でスタッキング(積み重ね)できることから、収納に便利なホールなどでも活躍しています。
カラーバリエーションの豊富さも特徴の一つ。ポップでカラフルな色から、オーソドックスな白、木目のものなど、ライフスタイルに合わせてコーディネートできます。背の形が数字の7を思わせるセブン・チェアという兄弟分もあります。価格も比較的リーズナブル。50年代テイストのインテリアにぴったりです。 |
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