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オーロラを見にいく

ノーザンライツとも呼ばれる
オーロラの不思議

 暗い夜空に、淡い光のカーテンのように天空に広がるオーロラ。その美しさは見る人に感動を与えずにはおかない。死ぬまでに一度は見たいと考える人も多いだろう。英語で「ノーザンライツ」と呼ばれるこのオーロラは、極地付近の寒冷な地域でだけ観察される。北海道などでも見られるなどの話を聞くが、これは「北海道でも」というより「北海道からでも」というほうが正しい。

 オーロラを見るためにはより北のイエローナイフやアラスカなど極地の近くに行くことが必要だ。これはオーロラの発生原理を考えてみればわかる。オーロラは太陽から飛んでくる荷電微粒子が、地場の収束点、つまり極地に集まることによって発生する。極地に集まった荷電微粒子が大気と衝突することによって、オーロラの光が発生するのだ。この原理はネオン管のものに近い。そのため、オーロラの光はごく淡いものになるのだ。なお、オーロラの光は実際にはごく弱いものなので、山の上や湖など、周囲に明かりのないエリアで観察する必要がある。
オーロラ・アラスカ
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オーロラを見るのに必要な
寒さへの心構えと準備

 オーロラを見ることができるのは極地に限られるので、これは実に寒い。アラスカであれば、昼間でも軽く零下20度程度になる。現地のおみやげに温度計などがあるが、このマイナスゲージがマイナス20度程度までしかないことが多い。そのため、戸外に出ていると、常にマイナス20度を示し、なんの役にも立たないのだ。東京で最高に寒いときの対策をしていても、アラスカの昼間に建物の外を長時間歩くのはかなり危険だ。

 夜はさらに寒く、マイナス30〜50度程度にもなる。オーロラは周囲に光のない状態のほうが見やすいため、山の上や湖などに行くことが多く、寒さはさらに増すことになる。そのため、通常、オーロラツアーでは全身を覆う防寒具をレンタルして着る。これはかなり暖かく、オーロラ観察時の夜の寒さにも耐えられるようになる。しかし、もし、もっと対策をしたい場合、ブレスサーモなどの下着を購入していくといいだろう。厚着をした上に防寒具を着るとかなり動きにくいため、通常のシャツの上にフリースやセーターを着るぐらいのほうがいいだろう。特にフリースは脱ぎやすいのでおすすめである。
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その神秘の美しさを
写真におさめるには

 写真で見るとオーロラは美しいカーテンのように見えるが、実際のオーロラは常に動いている。空を見ていると、どこからともなく発生し、広がって、やがてぼけて消えてしまうのだ。あたかもゆるやかな風になびく柔らかいカーテンのような動きである。このオーロラの光はかなり弱く、写真を撮るためにはかなり長時間、露光することになる。ASA800、1600などの超高感度なフィルムを使って、数十秒も露光する必要がある。そのため、オーロラ鑑賞時にライトをつけるなどの行為はなるべくするべきではない。また、電子シャッターはバッテリが消耗しやすいので、ニコンFM10やNewFM2のような機械式シャッターのカメラを使うのもポイントである。

 さて、このオーロラは、常に毎晩出現するわけではなく、オーロラが出現するかどうかはまったくの運だ。4日滞在しても、まったく見られなかったり、ほんの影程度のオーロラしか見られなかったりすることがある。なお、最近ではオーロラツアーは若い女性の参加者が多い。まるで、ディズニーランド気分でロマンチックなオーロラを眺めに来ているのかも知れない。オーロラが見られなかったら、女性を鑑賞して、気を落ち着かせるのもいいだろう。
カメラ・オーロラ・写真