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触れたらハマる「ダーツ」の魅力!

たった3本の小さなダーツが
あなたの遊び心を夢中にさせます!

 矢が的に刺さるたびに、キラキラと点滅するライト、鳴り響く賑やかな電子音……。その周りで取り巻く客たちが大騒ぎ。このところ「ダーツ・バー」などでよく眼にする光景です。世界的に見ると、今やダーツは、プロも多数輩出するスポーツとして広く認知されています。

 たった3本の矢(ダーツ)を、的(ボード)めがけて、手首をヒョイと使って投げるだけ。その手軽さから、初心者も交え、老若男女問わず楽しめるゲームと言えます。が、いっぽうで、刺さった矢の位置によって複雑な点数が得られ勝敗に大きく左右する、つい熱狂してしまうようなルールが数多く存在するなどの理由から、知れば知るほど魅力的で奥深いゲームであるとも言えます。

 実は、ダーツは、約500年くらい前のイギリス、戦場で兵士たちが戦いの気休めに特定の的めがけ弓矢の矢を射合って遊んだことが原点と言われるくらい歴史あるゲームです。そのうち矢を短くし、弓を使わず手で投げ合うようになり、的も空き樽や、太い木を厚く輪切りにしたモノものを使う……など、ゲームとしての進化を見せてきました。木の輪切りを的にした際、年輪によって点数が変化するルールが加わり、さらに、使い込んだ木の的が乾燥することで起こる放射線状のひび割れを、点数の複雑化に利用しました。そして1896年、イギリス人の「ブライアン・ガムリン」氏によって、ほぼ現在のダーツに近い、原形とも言える点数スタイルが確立しました。これだけ聞いても、なんとなく奥深いでしょ、これが「ダーツ」です。
矢
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ボード

ダーツ・バーに行っても、
ルールを知らなきゃ楽しくない!?

 真ん中に見事ダーツが的中したとたん「よし、勝った!」と大騒ぎする人もいます。ダーツのルールをよく知らなければ、真ん中が最高得点だと思うのは当然。ところがそんなに単純ではありません。ルールを深く知っていくとそれがわかります。初心者がいちばん狙いたい中心部は二重のエリアに分かれ、外側は「シングルブル(アウターブル)」で得点は25点。もっとも中心が「ダブルブル(インナーブル)」で得点は25点×2倍の50点になります。

 ただし、ダーツの高得点は、中心だけではありません。まず、ボードには、いちばん外側の円周に1〜20までの得点表示があります。そして、中心から放射線上に伸びた三角エリアが、その点数エリアとなるわけです。しかも、この点数表示、1から順番に並んでいません。よく見ると、高い点数のすぐ両隣には低い点数が配され、実に考えぬかれたアットランダム配列になっています。この配列が原因で、高得点を狙い過ぎたばかりに、ズレて最低の点数しか得られないような現象が起きてしまいます。これがダーツの魅力でもあります。いちばん外側(外周)は0点。次の細いエリアが「ダブルエリア」と呼ばれる場所で点数が2倍になります。さらに、内側にある細いエリアが「トリプルエリア」と呼ばれ点数は3倍です。20点のトリプルに刺さると60点で、ダブルブルよりも高得点、つまり、ダーツの最高得点となります。そのほか、ダブルエリアとトリプルエリアに挟まれた広いエリア、トリプルエリアと中心に挟まれた広いエリアは、各々「シングルエリア」で、点数エリアの数字そのままが得点となります。これが、基本的なダーツの得点方法です。
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思わず熱狂してしまえるほどの
魅力あふれるルールが数多くあります

 夢中にさせる得点ルールに加えて、多種多様で複雑なゲーム・スタイルが存在することもダーツの大きな特徴です。基本的に、ボード(的)と3本のダーツ(矢)さえあればできるという、いたってシンプルなスポーツだけに、ルールを複雑にすることで、楽しさを倍増することが可能なのでしょう。

 まずは、ダーツ・バーなどでよく見かける単純に得点を加算して、高いほうが勝利するというルール。これは「カウント・アップ」と呼ばれるスタイルで、各々が1ラウンド・3本を投げ、これを8ラウンド続け、点数を競い合うというのがよく知られるルールです。1対1の対戦だけでなく、仲間どうしチームを作って競い合うことも可能。気軽に楽しむにはもってこいです。

 また、公式戦によく採用されるスタイルとして「ゼロワン」と呼ばれるルールがあります。これは、各々のプレイヤーに同じ持ち点が与えられ、3本ずつ投げて得た得点を、持ち点から減らしていくというスタイルです。結果、先に0点となったプレイヤーが勝利となります。与えられる持ち点が101点の場合「101」と呼ばれるように、最初の持ち点によって「301」、「501」、「701」、「901」、「1101」、「1501」と、いろいろな種類があり、勝敗の行方も変わってきます。中でも公式戦によく採用されるのが「501」というスタイルです。ほかにも「クリケット」、「スプラット」、「イーグルス・アイ」、「ハーフ・イット」など、奥が深いルールが山ほどあります。

関連リンク:社団法人日本ダーツ協会
社団法人日本ダーツ協会